8月一杯で引退した485系JT車「ニューなのはな」号。
引退のオフィシャルアナウンス後、7月から8月にかけて
地元の房総方面や東海道方面で数多の記念列車が運転されて、
惜しまれながらも18年間の活躍に幕を下ろしました。
それでもファンの反響は高かったようで、
長野への廃車回送が急遽、片道だけの団臨として本日、
津田沼から長野まで運転されましたわ。
まぁ、この辺りは千葉支社のお家芸って言うか、
商人根性丸出しって言うか・・・
それでも以前にも企画された183系の片道ツアーの時、
沿線のあちこちで大変なコトになった経緯も手伝ってか詳細はまるっきり闇の中。
津田沼、錦糸町の発時間と終着長野駅の着時間しか公表されてなくて、
最期の姿を記録できるかどうか・・・な感じでしたけれど、
それでもどうにかこうにか記録できましたわ。
485系 G1 9453M
「ありがとう485系ニューなのはな 長野への旅」号
すずらんの里 - 青柳
485系JT車「ニューなのはな」号、その最期の姿を見送るのは
今シーズンお得意になった「すずらん築堤」でございます。
5月から6月にかけての松本集約臨に充当されていた頃、
「すずらん築堤」周辺でいろいろなカットを撮影したあたしでしたけれど、
どうしてもこのカットで最期の雄姿をお見送りしたかったので。
ネタ列車が走ると大勢のファンが集う「すずらん築堤」ですけれど、
本日はスジ不明が手伝ってか、あたしの他には1名のみ。
正真正銘のラストランにしては寂しすぎる感もありましたけれど、
静かに、そして粛々をお見送りすることができましたわ。
485系 G1 9453M
「ありがとう485系ニューなのはな 長野への旅」号
すずらんの里 - 青柳
田んぼは黄金色に染まり、紺碧の空には季節を感じさせる雲・・・
秋めく里山の風景の中を駆け抜けて往く「ニューなのはな」号。
青い海と白い波、そして房総の空をイメージしたカラーリングは
最後まで光り輝き続けてくれましたわ。
JR東日本千葉支社の一枚看板として東奔西走、
それはまさに485系の面目躍如ってところだったのではないでしょうか?
485系「ニューなのはな」号、
その18年間の旅路の終着駅を目指して
秋の陽射しを浴びながら颯爽と駆け抜けて往きましたわ。