快速「旧型客車八ヶ岳」号が小海線を駆け抜けた翌日３１日の日曜日。
この日はチビロク旧客編成が中込駅から長野へと返却回送があるってコトで、
不完全燃焼に終わった「天狗岩」でリベンジしようかなって思ったのですけれど、
「天狗岩」通過が早朝の５時過ぎ。
日の出時刻の直後ってコトで露出的にキビシイかなって思って出撃は見合わせ。
まぁ、今思えば時間的には余裕がある時刻には起きていたので、
出撃すれば良かったかもしれませんけれど。
それでも白昼堂々、チビロク旧客編成が長野へ向かうってコトで、
どこかで狙い撃ちたいなぁ・・・なんてあれこれ思い悩んだ末に姨捨へと向かうことに。
それでも姨捨通過が１３時半過ぎってコトで余裕綽々でしたけれど、
やっぱりあたし的ベストポジションは１㎜たりともズレたくないなぁ。
ならば先手必勝、朝食もそこそこに７時半には家を出ます！？
189系 N102 「ムーンライト信州」81号
返却回送 回9231M 桑ノ原信 - 稲荷山
この日の朝は白馬駅から「ムーンライト信州」８１号の返却回送もありましたので、
姨捨駅を通り越して桑ノ原で狙い撃ちます。
天候に恵まれれば順光で撮影出来るこのポイント、前々から気にはなってましたけど、
常に同業者さんの影に脅えていたあたし。
それでも先客さんの姿もなく、夏空の下を往く１８９系Ｎ１０２編成画を作れましたわ。
１８９系撮影後は通勤快速なみの速さで撤収して姨捨へと移動。
さすがに４時間前ってだけあってこちらも同業者さんの姿はなっしん。
余裕綽々であたし的ベストポジション確保に成功。
きっとみなさまは小淵沢からずっと追っかけ追っかけでやって来るんだろうな・・・
そんな嵐の前の静けさ的な姨捨で時間を持て余し気味だったあたしでしたけれど、
１１時を過ぎる頃からぽつぽつと同業者さんが集まり始めます。
快速「旧型客車八ヶ岳」 返却回送 回9517ﾚ
DD16-11 + 旧客3B 姨捨 - 桑ノ原信
桜の古木の下で待つコト４時間。
１２時半を過ぎた辺りからぞくぞくと追っかけさん達が参集し始めて、
最終的には７０人くらいの同業者さんで溢れ返った姨捨坂。
余裕綽々だったあたしも最終的にはぎゅうぎゅう詰め状態で息苦しいくらい。
そんな大勢のファンが見守る中、２エンド側を先頭にチビロク旧客編成が
姨捨の花道をトコトコと下ってまいりましたわ。
東の空には雲が沸いちゃってちょっち残念でしたけれど、
夏景色の中を駆け抜ける姿が何処となくノスタルジック。
こんな光景を末永く見続けていきたいものですよね。
梅雨も明けて本格的な真夏の太陽に焼き付けられながら、
まるで白昼夢のような一瞬に酔いしれたあたしでございます。