夕方の1運行にしか充当されなくなって久しい上田電鉄7200系。
古武士にも似たいぶし銀なその姿を水鏡で狙いたいあたしは、
それなりに期待出来そうなコンディションてことで夕刻の塩田平へと再出撃した22日。
だだっ広い田園が広がる塩田平ですもの、僅かな風でも田んぼの水面は波立っていて、
水鏡を狙うのはある意味予想通りかなりキツイ状況でございます。
となれば予定を変更して違う意味でこの時期恒例の画を狙ってみることに・・・
普電上田行 38レ モハ7255 - クハ7555
八木沢 - 舞田
この時期の塩田平の田んぼは麦とお米の二毛作を行っている所も多くて、
麦秋と呼ぶにはまだまだ早いですけれど、麦畑の中を往く7200系をぱしゃり。
西に傾いた斜陽が夕暮迫る塩田平をアンバーな色合いで包み込むようにに染め上げます。
上田電鉄別所線が所有する6本の列車の中でも古豪な7200系。
そのいぶし銀の走りをこの夏も見るコトが出来そうで、ファンとしては嬉しい限り。
夕方からの増便にしか充当されない限定運用が続いていますので、
なかなか好条件下での撮影は出来ませんけれど、
7200系にはこういう時間帯の方が似合っているように感じちゃうあたしでございます。
黄昏の田園地帯を駆け抜けるその姿は老いて益々・・・ですよね?