3月13日の金曜日をもってJR東日本から第三セクターへと移換される
信越本線は長野-直江津間ですけれど、その最後を飾るイベントウィーク最終日、
3月8日編でございます。
この日、朝からうちの周りは雪が舞い散る生憎の天候。
それでも山深い信越山線ですもの、最後の最後に期待出来るかも?
てコトで三たび「牟礼の大カーブ」を目指します。
それにしてもイベント3日間、ずっと「牟礼の大カーブ」に刺さりっぱなしってのも
芸が無い感じもしますけれど、色々と都合良いポイントなんですもの、いーでそ、別に・・・
まぁ、絵柄は何一つ変わりませんけどね。
雪景色を期待したあたしでしたけれど、更埴を過ぎる辺りから雪は雨へと変わり、
北信地方だってのに小雨霧雨状態な「牟礼の大カーブ」
きっとコレは惜別の涙雨に違いないって何事もポジティブに捕らえるあたしでございました。
豊野 - 牟礼
この日の「妙高」号にはダイヤ改正後落ちるのがほぼ確定状態のN103編成。
お色直ししたN101やN102編成と比べると、ヤレた感もハンパ無いですわ。
白なんだか黄色なんだかよく分からないような状態になっちゃってますもん。
それだけ歴戦の古豪って感じが出てて、その分、寂寥感増すんですケド。
ダイヤ改正まで1週間を切りましたけれど、最後までトラブル無く走り続けてもらいたいですわ。
牟礼 - 豊野
この日も早朝の長野-直江津間の定期列車に充当された115系スカ色C1編成。
7日からダイヤ改正直前の12日まで、この定期も含めて連日イベント列車で走りますけれど、
あたしが「牟礼の大カーブ」でその雄姿を記録出来るのもこの日限りとなりました。
唯一の山スカ115系が威風堂々たる佇まいで春まだ遠い信越国境を駆け抜けて往きます。
9317M 豊野 - 牟礼
イベント最終日の臨時快速「ありがとう信越線」号に充当されたのは
初日の1日に続いての「旧あさま色」なN102編成でございます。
今更「臨時」幕には何も言いますまい。
この日も全席指定にも関わらずほぼ満席状態で、ダイヤ改正前の最後の日曜日、
大勢のお客さんを乗せて黙々と信越国境を越えて往きましたわ。
牟礼 - 豊野
長野駅と妙高高原駅の間で連日繰り返されているしなの鉄道の試運転。
乗務員のハンドル訓練もいよいよ佳境。1週間後にはしなの鉄道北しなの線として
正式に開業するんですもの、乗務員さんも力入りますよね?
ぱっと見、JR車かと思いきや、貫通扉や列車側面には「しなの鉄道」のロゴマークが。
れっきとしたしなの鉄道車の115系ですけれど、どうせならしな鉄色のがレアでしたね?
9351M 豊野 - 牟礼
朝の定期運用を無事に終えたC1編成が臨時快速「信越線スイッチバック号」として、
再び信越国境にその姿を見せてくれましたわ。
前日の7日は「牟礼の大カーブ」のちょっち奥でぱしゃりしましたので、
この日は「牟礼の大カーブ」、下りの定番画で狙い撃ちでございます。
スカ色・・・。いわゆる「横須賀色」ってかつて横須賀線を走っていた電車の塗色からの
ネーミングなんですけれど、時の流れの中で最後にそのカラーリングを纏った列車が
信越国境を走るってのも不思議な感覚がしてしまいませんか?
189系 N103 「妙高」4号 3324M
牟礼 - 豊野
歴戦の古豪、189系N103編成が直江津からの折り返し、
「妙高」4号で「牟礼の大カーブ」に戻ってまいりましたわ。
次の週末にはここでこうして189系を狙い撃つコトも叶わなくなるかと思うと、
綺麗だの汚れてるだの言ってられませんよね?
特急型車両を使った乗り得だった普通列車もあと余命数日。
老兵は死なず、ただ消え去るのみなのかもしれませんわね、淋しいですケド・・・
惜別の涙雨が落ちる「牟礼の大カーブ」で過ごすファイナルイベント最終日。
その午後の部はまた後日に・・・