黄昏の姫君 | 遠くで汽笛を聞きながら

遠くで汽笛を聞きながら

鉄道大好きなあたし、葵ちゃんのブログへようこそ。

明け方の3時出発で遠征と言えば最近定番になってる「ヒガハス」遠征ですけれど、

お盆休み & 夏休み中だって言うのに面白いネタも無くって、

「カシオペア」号に「北斗星」号も何となくワンパターン化しつつある今日この頃なので、

当初予定していた「ヒガハス」遠征案はあっさり却下。

そんな今朝は何時もとは逆方向、日本海側へと車を走らせます。

目指す先は信越本線の鯨波駅。取り敢えずは高速乗って北陸道の米山ICを目指します。

お目当ての列車は定刻で上がってくれば朝の6時に通過するはず。

その1時間前に現地に到着すると同業者さん1名がスタンバイ中。

もっとたくさんの同業者さんが集結していると思っていただけにちょっち拍子抜けなあたし。

まぁ、そのおかげで絶好のポイントを簡単に確保出来て嬉しい限りでございます。

それでも始発列車の普電よりも早くお目当ての列車が通過しちゃうんで、

試し撮り & 練習撮りも出来なくっていきなりの本命一発勝負。

そんなこんなで念入りに機材セッティングしている間に三々五々と同業者さん達が集まります。

それでも最終的には15人くらいで、激戦区「ヒガハス」に比べたら平和でまったりしてて良い感じ。

やがて岬を貫けるトンネルの向こう側から機関車の汽笛が聴こえてきます・・・





遠くで汽笛を聞きながら-20130815_2
寝台特急「トワイライトエクスプレス」 8002レ

    EF81-114 + 24系*10B  鯨波 - 青海川


そうです。今回の獲物は寝台特急「トワイライトエクスプレス」号。

大阪駅 - 札幌駅間の約1500㎞、21時間かけて日本一長い距離を走る寝台特急でございます。

お天道様の上がる位置が半逆光的な感じで正面に光が回り込まないのがちょっち残念ですけれど、

朝陽を浴びて輝く車列がなかなかな感じって思ってしまうのはあたしだけかしら?

赤2号なEF81形電機を見慣れちゃってるだけに、おんなじEF81形でもトワイライト塗色は新鮮ですわね。




遠くで汽笛を聞きながら-20130815_1
寝台特急「トワイライトエクスプレス」 8002レ

    EF81-114 + 24系*10B  鯨波 - 青海川


せっかくの「トワイライトエクスプレス」号ですんで、補機60Dで縦アンも。

うぅ~ん・・・こうして見ると「ヒガハス」画もそうですけれど、

画に変化がつけられなくって面白み薄いですわね・・・

それでも一昨年の夏に直江津駅で撮影して以来の「トワイライトエクスプレス」号ですんで、

ある意味、画にするコト自体がレアな寝台特急なのでございます、あたし的に。


いきなり本命がやって来た鯨波ですけれど、この後快速「おはよう信越」号まで40分待ち。

そこから快速「くびき野」1号まで1時間待ちで、さらに特急「北越」1号まで1時間半待ち・・・

「ヒガハス」みたく普電でも良いから何かしらがばしばしやって来ればまだ待てるのですけれど、

その普電すらろくろくやって来ない信越海線・・・

40分待って「おは信」撮影後早くも気温上昇 & 湿度の高い海風に心が折れて

朝の7時前には現地を後に撤収して来ちゃったあたしでございます