冬のこの時期の上越線、土休日に運転される臨時快速がありますわ。
大宮駅始発で終着が石打駅っていう、ちょっち微妙な区間を走るんですけれど。
もう20年以上も前に一世を風靡した「シュプール」号とか「ゲレンデ蔵王」号とかの生き残り?
てか正統派後継者・・・みたいな。その名も快速「シーハイル上越」号。
大宮車の183系国鉄特急色が充当されてるんですけれど、初めはさほど興味なっしんだったあたし。
だって、183系って言ったって、どうせヘッドマーク「快速」とか「臨時」とかでしょ?
ところが先日、お仲間の前橋さんからオリジナルのヘッドマーク掲出してるって情報をキャッチ!
ホント、ヘッドマークに弱いあたしですんで、これは撮影せねば・・・なんて思っていたのですけれど、
渋川駅発8:42なんですよねぇ・・・夏場ならともかく、この時期はさすがにキツイ時間ですよね。
なんて思ってはいたのですけれど、行かないことには撮るコト出来ないってコトで、
上越線のホームグラウンド、宮田の大カーブへ向けて夜も明けやらぬ5:50に出撃です。
渋川 - 敷島
やって来ました快速「シーハイル上越」号。
てか何故にOM102編成なの?
▽マーク付いてないしタイフォンカバー片側半開きだし・・・みたいな。
閑話休題。
“この「シーハイル」ってどういう意味だろ・・・?”て調べてみたのですけれど、
ドイツ語で「Schi Heil」、「スキー万歳」って意味だそうですわ。
これまでたくさんの列車名を見てきたあたしですけれど、ドイツ語って初めてですわ。
それにしても縦アンでSLばかり撮影してきたポイントでの横アン撮影って、
結構間延びした感じで、ちょっちビミョー・・・てか、何か気持ち悪いあたしでございます。
てか、先日の「583あけぼの」と同じ画じゃん・・・なんてコトは言わないの・・・てか言わせない。
これが「シーハイル上越」号のHMでございますわ。
あたしのココロを鷲掴みにするオリジナルHMシリーズ。
季節臨時列車でしかも快速なのにちゃんとしたHMですわね。
せっかくですので、トリミングしておっきくしてみました。見やすいでしょ?
上越の雪山にスキーヤーのシルエット。
その名の通り、まさに「スキー万歳!」って感じですわね。
上越線北部、水上とか岩原、それに湯沢なんかへのスキー & スノボ客を乗せた、
この時期だけの臨時快速「シーハイル上越」号。
実際、利用率はかなり低下しているようで、来シーズンの設定はビミョーみたいですわ。
そりゃそうよね、大宮駅からわざわざ快速列車に乗ってスキーなんかしに行かないですよね。
電車で行くなら上越新幹線「Max たにがわ」でガーラ湯沢に行く方が楽ちんだし、
それに何より、みなさま車で行っちゃうでしょ? 今の世の中・・・
確かに車の方が便利な世の中ですけれど、
こういう風物詩的列車が今年も走ってくれることに感謝したいですよね。
今年の夏には「シーハイル上越」号の姉妹列車、てか上越線の夏の風物詩列車
「マリンブルーくじらなみ」号が戻ってくるコトを切に願うあたしでございました。