ヒドく熱かった12月3日編、その最終回でございます。
てか、1日の撮影記を2週間も続けるなよって感じでしょうか?
まぁ、それだけあたし的に話題豊富ネタ豊富な1日だったってコトで。
上野駅で山手線外回り、AKB48ラッピングのE231系撮影後は
本日最後の寝台特急「サンライズエクスプレス」で閉めとなります。
まぁ、いつものコトですけれど。
この「サンライズエクスプレス」、今や東京駅を発着する唯一の寝台特急でございます。
285系寝台電車を使用しているのでもちろんブルートレインではございません。
かつての583系電車のような“寝台電車”になります。
カラーリングもブルトレや583系とは違って、夜をイメージしたブルーラインではなくて
早暁をイメージしたベージュに赤、そしてゴールドといった配色。
それでも寝台列車に違いはなくて、乗車率もかなり高め。
東京駅22時発にも関わらず、カメラ片手の鉄道少年がいつも目を輝かせて入線を待っておりますわ。
この「サンライズエクスプレス」、正式名称ではございません。
正確には「サンライズ出雲」と「サンライズ瀬戸」という2本の寝台列車が併結されて岡山まで走ります。
岡山で離合の後、それぞれの目的地である高松と出雲市を目指して走るのです。
電光掲示にもそれぞれの名前で表示されるのですけれど、
あたし的に「サンライズエクスプレス」と呼称させていただいております、あしからず。
東海道最後のブルートレイン「富士」「はやぶさ」亡きあと、
東京駅を発着する唯一の寝台特急「サンライズエクスプレス」
何本もの寝台列車が行きかった東海道も今は過去の物語ですね。寂しいけれど。
そんな「サンライズエクスプレス」、これまでは上野側になる「サンライズ出雲」ばかりの撮影でしたけれど、
今回は初めて品川側の「サンライズ瀬戸」の撮影にトライです。
東京駅9番線ホームに入線した285系「サンライズ瀬戸」
こちら側からのアングルで撮影したのは初めてなんですが、
入線シーンが真っ暗で撮影出来ないのがちょっとね・・・
285系のこのカラーリング、斬新です。
車内はその設計に大手住宅メーカーも参加したってことで、
小奇麗なビジネスホテル並みの内装だそうです。
「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」ともに乗車率も高く、
いつも入線前の9番線ホームにはこれから旅路に出ようとする人たちが大勢待っていますね。
初めて撮影出来た「サンライズ瀬戸」の方向幕。
今までは「サンライズ出雲」の「出雲市」ってのしか撮影してなかったので、
これはこれで新鮮ですね。
そういえば昔、寝台特急「瀬戸」が走っていた頃、
金曜の夜の下り「瀬戸」に乗って四国へ渡り、
土曜の夜の上り「瀬戸」で帰京するって無茶苦茶な旅行をプランニングしたことあります。
もちろん、誰も賛同してくれなくて企画倒れに終わりましたけれど。
え、それで四国で何をしたかったのか?ですって??
それはね、土佐は高知の桂浜で太平洋を眺めたかっただけなのです。
それにしても「サンライズエクスプレス」、回送入線が21:47、
あたしが乗り込む最終の新幹線が22:04発。
東海道線ホームから新幹線ホームへの移動時間を考えると、
満足に撮影したり眺めたりする時間てほんのわずかしかないんですよね。
それでも、たとえ記録程度とは言っても、撮影せずにはいられないのです。
数枚の写真撮影の後、最終の新幹線に文字通り飛び乗るあたしでした。
こうしてあたしのヒドく熱かった12月3日は終わろうとしていたのですけれど、
最後の最後に最寄駅まであと10分てところまで来て眠ってしまい、
何と終点まで行く羽目になってしまいました。
しかもそこから家に帰れる電車がもう無いって事実を突き付けられ、
違う意味で熱くなってしまったあたしです・・・て、そんなオチまでついた12月3日でした。