家づくりに大切なのは「まず収納！」と思っていた。
が、坂口さんに「主役はモノ？住む人の快適では？」と言われた。
完成した家に実際住んでみると…
全くその通りだと思ったＡ美さんの話。
・・・・・
去年の７月に間取り相談ＯＢ客でいらっしゃる長野県上田市在住のＡ美さんから、マイホームの完成、引っ越し報告LINEをいただいた。（※Ａ美さんより掲載許可頂いてます）
（掲載に半年も…
Ａ美さんスミマセン）
Ａ美さんちの間取り相談をしたのは、２年半前の2016年の夏。
積雪のある地域のため、建築時期が限定されたりで、
完成、引っ越しをされたのが2018年の４月。
７月に落ち着きました！と報告をくださった。
Ａ美さんちは平屋建て。
平屋に多い特徴は…
・個室エリアの廊下が長いこと。
・細長い廊下には「個室」「収納」に囲まれて窓が少ないもしくは無い。
Ａ美さんちも、↓まさにそんな間取りだった。
廊下に面する個室の戸が開いている時はいいが、閉まった状態では何だか暗そうな感じが…
敷地や面積の関係で仕方ない場合も確かにあるけれど…
天窓などで上から光を入れる場合もあるけれど…
むむっ、代替案が浮かんできたー！
廊下の突き当りに収納。
確かにここへ収納とすれば、洋室の収納として使える。
…が、洋室の中へ別に収納を設け、
廊下の突き当りに「大きな腰高の窓」を設けることも可能。
こんな代替案はどうか？↓と、Ａ美さんと一緒に作戦を練った。
廊下の先に大きな窓！
その窓から光や風が入り…
「庭の木々を望む光景」が目に浮かんだ…。
「家づくりは、まず収納！」と思っていたＡ美さんにしてみたら、「収納をやめて窓に」などとは、とんでもない提案に感じたかもしれない。
「収納も大事だけど、住まい手が毎日気持ちよく感じる空間も大事！」
…というようなことを当時、申し上げた…のだと思う。（←２年半前なので記憶が）
坂口の代替案を採用され、実際に完成したＡ美さんちの廊下は↓こんな風になった。
玄関ホールを入ってすぐ左手に↑この光景が広がります。
廊下の電気がついて無くても、この状態。
まあ、それほどに喜んでいただけるとは…。
アドバイザー冥利に尽きますっ！
Ａ美さん、明るい廊下、気持ちよさそうですね
さらにこのような感想も頂戴しまして…
（いつもパソコンLINEの画面なんだけど、これだけスマホのスクショで…）
寝室に２か所の入り口。
そうなんです。
普通１カ所ですよね。
Ａ美さんちの「間取り」「使い方」には、あえて２カ所をおすすめしたんですよ。
原案の寝室は↓こんな感じでした。
Ａ美さんちは当分、ファミリー寝室として４人で寝るとのことだったので、
・奥のベッドへも行き来しやすいように…
・ベッドメーキングもしやすいように…
あえて出入り口を２カ所設けては？↓と提案したんです！
この部分もお気に召していただいたようで、よかった！
・・・・・
あなたの間取りはどうですか？
今の仮暮らしが手狭でモノが溢れていたりすると…
つい「収納！収納！」と思いますよね。
今一度、冷静に図面を眺めつつ…
「収納が沢山」も大事だけど「住む人の快適」も大事。
そのバランスは取れているだろうか？
と再確認してみてはどうでしょうか。
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