今どきの住宅の壁は「クロス仕上げ」で、下地は「石膏ボード(プラスターボード)」ですが、この下地の石膏ボードに磁石がくっつく商品がある!という話。
それを初めて知ったのは、去年の秋ごろです。(発売は去年の夏)
すぐにでも記事にしたかったのですが、実体験していないので我慢をしておりました
それの名前は、「タイガーFeボード」といいます。
【左…一般的な石膏ボード 右…Feボード】
吉野石膏のHPに紹介はなさそうですが、↓カタログは存在するよう…
昨日、信頼する監督のKさんの現場で採用しているというので見に行って来たという話です。
…が、その前に
我が家を例にして、いままで「磁石がくっつく壁」は、どんな感じだったか?
を少し説明します。
間取り相談でも「マグネット(磁石)がくっつく壁」に興味のある方は非常に多いのです。
※以降、マグネットで統一します
一般的には…
■ホワイトボード
■マグネットクロス
このあたりから選択する感じです。
※その他にもマグネットシートをクロスの下に貼るものもありますが、実体験してないので紹介しませんでした。
この2つの壁には共通する欠点があります。
それは、「見切りが要る」ことです。
・・・・・
広い壁を想像してみてください。
その壁のすべてをマグネット壁にはできないので、一部をマグネットの壁とします。
「ホワイトボード」も「マグネットクロス」も「一般のクロス」よりも厚みがあります。
厚みに違いがあるので必ず「見切り」が必要です。
例えば、我が家の↓「ホワイトボードの壁」で言うと、上下左右に「見切り」があります。
【ホワイトボードなのでそれなりの重さのマグネットフックもOK!】
■見切りがあっても問題ないところ
■ニッチのような凹んだ壁のところ
このような場所ならいいですが、そうでない場所には、この「見切り」が邪魔だと思うのです。
今回紹介する「Feボード」は、普通のボードと同じ厚みです。
マグネットにしたい部分だけを、「Feボード」に変えるだけです。
まあ、カンタン!
【上…一般のボード 下…Feボード】
仕上げにクロスを貼れば、「Feボード」のあたりだけ、マグネットがくっつく!という事なのです。
まあ、スッキリ!
新しいものは実験しないと気が済まない…わたくし( ´艸`)
■くっつけたいものが本当にくっつくか?
■どのくらいの物までくっつくか?
これらの実験もするつもりです。←半分やってきましたけど
↓キッチン奥にある、ママコーナーの一部に「Feボード」が仕込んであります。
この壁に、↓カギが一杯ついている私のキーホルダーをくっつけてみました
…が、クロスを貼ると磁力が弱まる可能性大です。
さあ、どうなるっ!
現場は、まだ建築中なのでクロスを貼った完成後、同じ実験をまたして参ります。
実験結果の報告は、もうしばらくお待ちください
・・・・・
補足で申しますと…
■普通の石膏ボード1枚で940円のところ、こちらは16,000円します(設計単価)
1枚使うかどうか?なので、奮発しますか…(笑)
■お住まいの地域によっては、外壁側の内壁には使用できないこともあります。
あなたのマイホームでも「マグネットの壁」を検討中でしたら、「Feボード」も選択肢に入れてみるのはどうでしょう?
※重たいものをマグネットフックでかけたい場合はホワイトボードの方がよいかも…
久しぶりに現場に行ったら…
仲良しの(←勝手に…)何でもできちゃう電気屋のIさんと遭遇。
Iさん「なに、写真なんて撮ってんだよ~」
坂口「いいじゃーん!」
Iさん「また恒例の飲み会やろうよ」
坂口「あーっ!あの記憶なくしたやつ…」
Iさん「わーはっはっは~」
という感じのやりとりをしているの図(笑)
お見苦しいものをお見せし、すみませんm(_ _)m
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