間取り相談が無事完了し、次のステップへと進まれたお客さまから、よくいただく質問への回答の話。
トイレや洗面室の床材は「無垢フローリング」より「クッションフロアー」をビルダーにすすめられる。水回りにも無垢フローリングを使いたいが実際どうでしょうか?
【我が家のトイレ…床材は栗材】
我が家は水回りも含めすべて無垢フローリングを採用しています。
そんな我が家で5年住んでみた私の素直な感想をこの質問への回答とします。
以下このように省略します。
無垢フローリング…無垢材
クッションフロアー…CF
・・・・・
結論から申しますと…
無垢の床材は本物だけに質感は最高ですが、管理や手入れを思うと無垢でなくてもよかったかな…と思っています。
統一感があるなら管理、手入れ重視でもよかったかも…という感じ。
*風呂上り1歩目付近の床には、2重にマットを敷いている。
*濡れたマットを敷きっぱなしにしないよう注意している。
*便器周りにはマットを敷いている。
*OBしまくる長男(当時保育園児)は、「完全に座ってトイレ」を未だ義務化中
水回りに無垢の床材を用いたことにより、CFの床材だった以前の借家にくらべ、ずいぶん配慮しています。
これらの手間と引き換えに、無垢の良さはあるわけですが…
CFなら、無垢より管理も手入れもかなりラクというワケですね
CFはやわらかく足ざわりがいいのですが、希望の柄によっては偽物感が出てしまうこともありますよね。
■そんなあなたには「クッションフロアー」ではなく、「長尺シート(長尺塩ビシート)」をおすすめします。
*無垢に比べると管理や手入れがラクで、(柄によっては)質感もより本物に近い。
*CFに比べると固い感じがしますが耐久性があります。
*CFより割高だが、使う面積は水回り限定であるためコストアップも少ないかと。
【我が家なら、こんな柄の長尺シートでもよかったなぁと サンゲツHPより】
CFは嫌だけど、無垢の管理や手入れも心配…というあなた。
「長尺シート」という選択肢もありますよ!という話でした( ´艸`)