ウッドテラスの材料に松が使ってあるとこうなる! | 失敗しない間取り相談 新築|リフォーム 間取りアドバイザー 坂口亜希子

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たった築5年で我が家のヒノキ製ウッドテラスを修理することになった話。



【フェンスの向こうは小学校校庭のすみっこで緑いっぱい。】


我が家には3帖くらいの小ぶりなウッドテラスがあります。


■夏場は日影なので子供のビニールプールで大活躍。(隣の浴室からお湯が使えて便利)
■夏場、時々鳴くヒグラシに耳を傾けつつビール片手に涼む。
■子供の洗った靴を干しておく場所。(雨天も平気)
■座布団やラグを干す場所。


…と年中、便利に活用しています。



 

場所は北東角にあるタタミスペースの前。
屋根もあり、南によくあるテラスよりは直射日光も雨ざらしにもなりにくい場所。

ウッドテラスの条件としてはまずまずです。


実は新築時、予算も工期もギリギリで、普通ならテラスなんて諦めるべきところを、信頼する監督のKさんがなんとかやりくりし、実現した我が家のテラス。


そのKさんがウッドテラスの耐久性を考慮し、選んだのはヒノキ材。
もちろん予算が許せばばもっと耐久性の高い良材もありますが、最低でも耐シロアリと予算を考慮しての判断だったもよう…。(←信頼しているためすっかり監督さん任せ(笑))


だからすぐ傷むことはないはずだったのですが…
近頃テラスの様子がおかしいむっ



【Kさんに防腐剤を塗りなさい!と言われつつ放置したのがイカンかった?確かに塗装がハゲハゲになってるケド汗

■ベンチの隅っこに穴があいた。
■ベンチ側面のビスが浮いている。
■地面から延びる蟻道(シロアリの道)がある。


こ、これはシロアリに食われているのではっ!
でも、確かヒノキで作ったはずなのに…。

早速信頼する監督Kさんに連絡しました。


「ねー、テラスがシロアリにやられてるっぽいんだけど~!」



早速修理にとりかかる


信頼する監督のKさん、さっそく大工さんと一緒に来てくれました。

どの範囲まで修理が必要か、まずは解体して材料を測り、また後日材料持ってくる段取りです。



【手前がKさん、奥は大工さん】


監督さんや一緒に作業していたベテラン大工さんの話によると、マツ(松)は一番初めにシロアリに食われるらしいです。


Kさん「ヒノキで作ったのに変だね。」
Kさん「周りに木が多いからかなぁ。」
Kさん「あー!ここにベイマツが使ってある!」
私「それって大工の※Yさんの判断?」
Kさん「そうだね汗
私「もう!Yさーん。」
私「Yさんが土台の上にベイマツ使うから5年で修理じゃーん!」

Kさん「まぁ、そういうことになるね汗


Yさんとは、我が家を作ってくれた大工さんのひとりです。
気さくで子供好きないい方なのですが…どうやら適当な一面もあったもよう。

なんだかすっかりYさん悪者…(笑) 

無知な上に、手入れを怠った私にも責任はありますな…汗




【ほぼ完食されたベイマツにぴったりくっついている左のヒノキ柱は、少し食われてたけどほぼ無傷…。逆に凄いなヒノキ。】


ベンチの受け材にベイマツが2本だけ使ってありました。
シロアリは、まわりのヒノキ材には目もくれず、ベイマツだけほぼ完食。


【このベイマツに打ちつけてあった側面のビスが浮いていたんですな汗



傷んでいる所だけ取り替える!といって作業を始めた監督Kさんですが…

「こうなったらここもやり直しちゃう!」

と当初の予定より広範囲まで撤去し、本日の作業終了。



【テラスの下に入れない構造だったので掃除ができず汚い^^;】


あなたもマイホームにウッドテラスを計画中でしたら、材料費は魅力的ですが耐久性を思うと「松」は避けた方がいいかもですひらめき電球


我が家のウッドテラスは、せっかくなら…ってことであちこち手を入れることになりました。

工事が進み次第またブログで紹介しますね、お楽しみに~( ´艸`)



坂口の間取り相談では、ウッドテラスの適所なども使用用途にあわせアドバイスしています。


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