見落としがち「収納のドア」と干渉!の話 | 失敗しない間取り相談 新築|リフォーム 間取りアドバイザー 坂口亜希子

失敗しない間取り相談 新築|リフォーム 間取りアドバイザー 坂口亜希子

セルフチェックで「あなたのマイホーム図面」を辛口主婦目線に耐える図面に変身させます!
日々家事をこなす主婦であり建築士だから気づく!わかる!間取りのアドバイス。

建築士さんの図面でも実はよく見かける「収納ドア」とアレコレが干渉する話。
干渉する=建築的に使う場合「ぶつかり合って悪影響を及ぼす」という意味)



【背の高いクローゼットドアには特にご注意を!】


私が以前住んでいた一戸建ての借家は、干渉しまくり住宅でした汗


◆「収納のドア」とカーテンレール。

◆「部屋のドア」とカーテンレール。
◆「部屋のドア」と「収納のドア」。


カーテンにぶつかり収納扉が全開せず、非常にイラつく状態でした^^;

この借家に住んで以降、私が設計する図面おいてこの部分を特に気に掛けるようになりました。



先日も間取り相談の図面を拝見していると、ありました干渉ポイント!

【ドアと収納折れ戸が干渉】



【ドアと収納折れ戸が干渉】



【カーテンレールと収納折れ戸が干渉】

特にカーテンは、完成後に取り付けるものなので建築士さんでも意外と忘れている事が多いですひらめき電球

お気を付けくださいませ。



セルフチェックのおすすめ




注意こんな部分は、ご注意ください!

◆クローゼットドア(折れ戸)と窓(カーテンレール)が近い場合。
◆「部屋のドア」と「クローゼットドアや開き扉」が近い場合。


↑こんな時の対処方法としては…


◆窓をずらす、または小さくする。
◆クローゼットドアを引き戸に変える。
◆部屋のドアを引き戸に変える。


注意その他、エアコンも窓やカーテンレールと干渉しやすいです。


計画図面にエアコンまで記入されていない事が多いですが、カーテンレールの事も考慮し、早い段階で位置を検討した方がいいですね!



坂口の間取り相談では、かつての経験を生かし「完成してからのしまった!」を間取りの段階で発見しています。