私の経歴を人に話すと「へぇ、坂口さんって住宅一筋じゃないんですね」と
必ず言われます。
そっか、私は住宅一筋に見えるんだ…( ´艸`)
こんにちは、間取りアドバイザー 坂口亜希子 です。
この画像はイメージです。
私がまだ建築士事務所で働いていた頃、住宅よりも店舗の仕事が圧倒的に
多かったです。
一番沢山携わったのは『TSUTAYA』です。
エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉、栃木、静岡、愛知、富山、大阪など。
こうやって改めてみると随分沢山のTSUTAYAに携わったなぁと思います。
愛知県民の私は当時、新幹線移動で「確認申請」を提出に行くような感じでした。
「確認申請」とは、建物を建てる前に役所などに図面、書類を提出し許可を得る事。
ひとつの店舗を設計するためには、おおよそこんな人たちが必要です。
◆総合的にデザインする人
◆法律など考慮し建築図面にする人
◆店舗内の什器などを細かく考える人
「法律などを考慮し建築図面にする人」…この部分が当時、働いていた建築士事務所の仕事でした。
所長が窓口、私は図面や書類作成など細かい実務をしておりました。
同じ店を何店舗もやっていますと、コツのようなものがわかってきます。
法律とは関係ないけれど、その店独自のルールみたいなものがあり面白いです。
例えば、TSUTAYAは駐車場計画にとても気を遣っていました。
初めは、そんなところまで?と驚きましたが、今では納得です。
他社でも、「トイレ手洗い横のジェットタオルは必ず三菱社製指定で」とか…(笑)
ちゃんと理由まで書いてありましたよ。
○○社製は弱いのでNG。三菱社製は強力なので、絶対コレ…みたいな感じ。
TSUTAYAはフランチャイズ加盟店が多いです。
TSUTAYAもやるけど居酒屋もやっている。
TSUTAYAもやるけどオートバックスもやっている。
というようなオーナー様が多く、「次はオートバックス設計してね」みたいな流れで、普通ならあまり設計依頼が入らないような店舗の設計もでき、勉強になり楽しかったです![]()
最近、自宅の間取り相談を経て、ご自身が経営されているお店の間取り相談のご依頼をいただきました。
今のお店の間取りなどで困っている部分があるという方の相談も受け付けしています。

