こんにちは。間取りアドバイザー 坂口亜希子 です。
そろそろ、お住まいの地域によっては暖房器具が
活躍し始めている頃ですね。
さかぐち宅は、比較的温暖な地域にありますので
今の所、ちょこっと寒いな…と思った日に
堀座卓下へ置いた足元用セラミック温風機を付けた程度です。
暖房方法
さかぐちがお客さま宅を設計する前に沢山の質問を
させていただくわけですが、その中に
「冬季の空調は何にしますか?」という項目があります。
1.床暖房(リビング・ダイニング・キッチン・その他)
2.灯油を使った暖房(ファンヒーター・ストーブ)
3.エアコン
4.蓄熱暖房機
5.その他
比較的温暖な地域の質問ですので手ぬるい内容になりますが…
おおよそこの地域ですと、この程度の質問内容です。
ちなみにさかぐち家は、3と5です。その他…薪ストーブ。
本当は1と5がよかったのですが、予算的にお話になりませんでした
朝はエアコンでささっと暖を取り、夕方から寝るまでは薪ストーブです。
薪ストーブで家全体が温まるので、朝も多少寒くはなりますが、
深々と冷えるほどではないです。
灯油
2の灯油を使いたくないので、1と3併用で…という方が比較的多いです。
しかし、LDKに床暖房を設置しますと…方法、規模にもよりますが
ざっと100万近くはかかります。
4も時々ありますが、場所とコストの問題があります。
ご予算などで1,4を採用されない方や元々石油ストーブが好きなどの理由で
初めから灯油利用のお客さまも当然いらっしゃるわけです。
お客さまが灯油使用を選ばれた場合、必ず保管場所をお尋ねします。
1.外へ置く→倉庫置きますか?大きさは?…倉庫サイズを図面記入
2.宅内へ置く→玄関付近?勝手口付近?…ポリタンクサイズ、個数を確認、図面記入
3.その他
寒い中、外へ灯油を取りに行くのはみなさん苦手の様で
ほとんどの方が、玄関に置きたいとおっしゃいます。
玄関に置きたい
※画像はアメブロの方からお借りしました。
この方も、これではイヤなので…と書かれていました^^;
絶対必要だけど絶対見せたくない!でもここが便利…
引っ越してからでは取って付けたような対策しかできません
そんな時に、こういった場所があると灯油缶をスマートに保管できます。
こちらのお宅は「通り抜けできる玄関納戸」
として紹介させて頂いたKさま邸ですが、
設計当初から石油ファンヒーターをご利用予定でしたので
リビングからすぐに行ける玄関納戸の中へ灯油缶置き場にも可能な場所を作りました。
普段は別のものが置いてあります。季節によっていろいろ使い分け可能です
↑まだ、灯油缶は出ていなかったのでKさまに出してもらいました←恐ろしく図々しい
Kさま邸は、古民家風和モダンがインテリアコンセプトですので
↓こんな感じの、和モダンにとっても似合うアンティーク石油ファンヒーターを
お使いになっていらっしゃいましたセンスがいいですねぇ。
たしかこんな感じだった…はず^^; トヨトミ製だったかなぁ。
初めて見た時、え?これでファンヒーターなの~?って思いましたから。
あ、ちなみに上は熱くならないのでヤカンを置いてもお湯沸きませんよ(笑)
石油ファンヒーターですから、図面の段階からファンヒーター置き場も検討し
図面にもちゃんとファンヒーター置き場付近にコンセント付けましたよ
さかぐち邸のような失敗 はいたしません!
灯油を玄関に置いちゃうだろうなぁ…とお思いのあなた。
灯油缶置き場を前もってイメージしておいてくださいね
最後までお読みくださってありがとうございました。