こんにちは、間取りアドバイザー 坂口亜希子 です。
昨日は台風が去って、いい天気だけどものすごい吹き返しの風でした
そして夕方になって急に冷えてきました。今シーズン初めて寒い~と真剣に思いました。
換気口を閉める
窓は全部閉まってるのに、何だかちょっとまだスース―するような・・・
あっ!まだ閉めるトコありました。
床下換気口がまだ開いたままでした
↑これは夏仕様の状態。ただ開けておくだけですが(笑)
はい。冬仕様になりました。簡単ですな・・・
誰が決める?
さかぐちが今までに設計してきた住宅の、床下換気口やそれ以外の様々な仕様は
施工会社の方針などでその都度バラバラです。
さかぐちが指示する事は基本ありません。
さかぐちがもし自分ですべて監理する立場であれば、間取りだけでなく、すべての仕様まで
事細かに指示をし、「さかぐちの指示により換気口が決まる」という状態になりますが、
間取りを考えるだけですと、そこまでは通常口を出しません。
ホントいろいろありすぎて正直どれが正解なのかわかりません。←外断熱問題も同じく・・・
何やらすごい機械を床下に取り付ける「床下換気システム」や
よく見かける「基礎パッキン」など、その建物の状況に応じて色々な方法を選択します。
個人的には、よほど雪国とか湿地でない限りいまどきの新築住宅はベタ基礎が主流なので、
そこまですごい装置がいるとは思えませんが・・・あくまで個人の考えですけど。
実験台
では、我が家はどうやって決めたかって?
それはその・・・我が家を託した信頼する監督さんの実験台になってみました(笑)
信頼する監督さんは日々多くの家を建て、現場の中で色んなケースを体験しています。
机に向かって仕事するさかぐちなどとは知識の種類が全然違います。
という訳で、「やってみたい方法があるんだけど・・・」というのでやってみました。
自分で「クルッと回すだけの換気口」(笑)。
3年暮らしてみての感想ですが・・・まったく問題ないですよ。冬場締め切ったからと言って
床下に結露もないですし・・・。それよりも気のせいか家の中があんまり寒くない!
基礎パッキンで常時外部のありとあらゆる方向から床下に外気が入るのは
床下を乾燥させるにはもってこいですが、断熱的にはたしかに寒そうな感じがします。
もちろん床下には断熱材が入っていますが、通常の木造住宅ではやはりどこかに
多少なりとも隙間はありますからね。
実験成功・・・だったのかな(笑)
その後、信頼する監督さんの会社では、「クルッと回すだけの換気口」が標準仕様になっています。(笑)
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました