言葉を見つめて、社会を見つめて
鷲田清一さんの「それでも、言葉を」を読みます。言葉という生き物には、小学校から触れていますから身近なものですが、いざ、「言葉をどうとらえるか」と問われると、まだまだ勉強がたらず窮してしまいます。「人生」とは何かとか、「幸せ」とは何かと同じように、私にとっては鷲田さんの文章は「哲学」です。生徒らには、落ち着いて過ごせる時は今しかないだろうから、将来につながるような「種」を蒔きたいとだけ考えています。「価値を生み出す」と言っておけば、なんとか形になるようなそんな気もしています。自分に語りかけるような文章、自分の思考を整理することを大事にした文章…ですから、鷲田さんの心に迫る楽しさが今回の楽しみでしょうか。話は変わりますが、「朝日新聞朝刊」は、つい1年前まで購読していました。その後、沖縄に修学旅行が予定されていたので、1年間、「琉球新報」と「沖縄タイムス」を購読して沖縄を楽しんだ後、現在は、「朝日新聞デジタル」を楽しんでいます。紙しかだめだと思っていましたが、けっこうデジタルも読みやすいです。付け足しですが、「琉球新報」や「沖縄タイムス」の記事は、大衆中心の、幸せいっぱいの、なによりも平和を第一に考える、国際色豊かな、そうしてどのページにも人間があふれる、生き生きとした息づかいが伝わる地方新聞でした。…鷲田さんの悩みが消し飛ぶようなというか、沖縄には鷲田さんのコラムは必要ないような…。私にとっては、沖縄の暮らしが懐かしくなる学習なのですが、そうも言ってはおれません。「価値」を探さねば…。