私のアトピーを紐解く　その７

こんにちは。

「自分の人生は自分で創る」をナビゲート

ibマッピングインストラクターのあおいです。

２０１１年に書いた

アトピーの記事

リメイクして振り返っています。

これまでのお話は

誰かのためではなく

自分のために書いています。

それでもよろしければ

お付き合いください。

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おのころ先生のカウンセリングを受けてから

３ヶ月近く過ぎていた。

でもアトピーの状態は

あまり変わっていなかった。

まだ、気づいてないことがあるんだろうな・・・。

その時ふと

「一度今までやってきたことを

整理してみよう」と思い

アトピー年表のようなもの

何年何月にどんなことがあって
その時のアトピーの状態や感情は

どうだったかを書き出す

ということを

やってみることにした。

年表を作っていると

いろいろなことが思い出された。

アトピーになった頃

本当に無知だったなあ・・・

妊娠中はほんとに辛かった・・・

３０代

若くて輝いているはずなのに、
一番醜かった・・・

もう治らないんじゃないかと

何回も思ったよな・・・

人知れず何度も泣いたよな・・・

そうやって

自分を振り返り

向き合っているとき

その気づきはいきなりやってきた。

女性は結婚すると
まわりの環境が

自分の意思とは無関係であるかのように

変わっていくことが多い。

妊娠してカラダが変わること

会社をやめざるをえなかったこと

夫の転勤で

地元を離れて知らない土地に

行かなければならなかったこと

子育てで自分の自由が

全くなくなること

突き詰めれば
それもすべて

自分で選択したことなのだけれど

当時の私は
すべてを家族や環境のせいにして
被害者意識のかたまりだった。

自由がほしい

仕事がしたい

もとの普通のカラダに戻りたい

母ではなく女でありたい

でも

どれも叶わぬ願い。

そうか

もしかしたら私は
そういう思いをすべて

あきらめるために

アトピーを

利用したのではないかと。

アトピーになれば

こんなカラダじゃ

どうせ仕事もできないし

こんな顔じゃ

どうせ街にも出られないし

こんなカラダじゃ

女として見られることもない。

私は

すべてをあきらめるために

アトピーになることを

自ら選択したのではないかと。

それに気づいたとき
自分という存在が

本当に健気で

本当にかわいそうで

自分のために泣いた。

人って
自分のココロを守るために
カラダを犠牲にするんだ……

カウンセリングを受けてから

半年がたとうとしていた。

その翌年
私のカラダに

アトピーが出ることはなかった。

それでも

また出るんじゃないか

という不安は常にあった。

あれから５年以上が過ぎた。

おかげで
私のアトピーはほぼ姿を消した。

アトピーは私に
とてもたくさんのことを教えてくれた。

カラダはココロを表現してくれる。

例えばうれしい時、楽しい時
カラダもうれしくなって元気になる。

例えば辛い時、悲しい時
カラダはさまざまな症状を出して
そのココロの思いを私たちに伝えようとする。