佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。



これまで脳卒中後の麻痺手の後遺症などにより、両手動作が行いにくくなった方への対策を紆余曲折しながら考えてきました。



例えば、片手でブラジャーのホックを留める方法指導やカフスボタンを留めるための自助具作成などを行っていました。





ここ数年で相談を受ける機会が多い両手動作として、柔らかいペットボトルの未開封のキャップをどのように開けたらよいかという内容です。



未開封のペットボトルを開封するとき、キャップ部分を持つ手とペットボトルの本体部分を持つと思います。



柔らかいペットボトルで未開封のキャップをあけようとして、ペットボトル自体を強く握ったり固定したりすると、キャップ開封と同時に飲み物が溢れてきてこぼしてしまったというご相談を見聞きします。



我が家に飲みかけの2Lのいろはすがありましたので開封後のキャップを開けてみました。



私は両足の太ももでペットボトルを固定して、キャップを開けました。



飲みかけであったこと、意図的に太ももで強すぎず弱すぎないようにペットボトルを開けたことなどが幸いして、水が溢れ出ることはありませんでした。



 

以前ご紹介させていただいたペットボトルオープナーでは、柔らかいペットボトルで扱えるのか疑問に残りました。





脳卒中後の生活でのお悩みは、全て叶えることは困難です。



ひとつずつクリアしていきたいと思っていますが、まだまだだと思っています。



みなさんの中で生活の工夫があると思います。



是非教えていただけないでしょうか。



☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆