脳卒中後の高血圧

佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。

脳卒中発症直後、血圧が高くてびっくりした方が多いのではないでしょうか。

脳卒中発症直後は、脳出血や脳梗塞などの病気の分類にかかわらず、一般的には血圧上昇を認めることが大半です。

脳卒中発症直後の高血圧の期間は1〜2週間と言われていますが、脳梗塞では発症24時間が過ぎると徐々に血圧が下がり始めます。

脳出血では数日以内に血圧が低下し始めます。

入院期間中は、朝晩看護師が血圧や体温などを測りますが、自宅退院後はご本人やご家族が血圧を測ります。

血圧測定について、朝起きてから1時間以内に測った方が良いとされていますが、どのタイミングで血圧を測定すればよいか主治医に確認していただければよいかと思います。

これまで、血圧に関する内容を記していますので、合わせて読んでいただけると幸いです。

1) 甲斐久史：脳血管障害・心疾患を合併した高血圧治療のポイント. 日本内科学会雑誌 104 巻 2 号

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