佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。



昨日は、「つまみ動作:親指と人差し指が向かいあっているか?」と題して記しました。





脳卒中後、明らかな麻痺がなくても親指がどの指の真向かいにあるかわかりにくいと言う方がたくさんいらっしゃいます。



そのため、手指が比較的動かしやすい状態でも、何か指でつまもうとしてもつまめないことがあります。



手指をグーパーできたり、指折り数えができるのにつまみ動作が行いにくいなと感じている方は親指がどの指の真向かいにあるか感じ取れるか確かめてみてよいかと思います。



 親指を動かして、どの指の真向かいにあるか感じてみる



指を単独で動かせる方は、親指を内に動かして見て、途中で止めて真向かいにどの指があるかわかるか目を閉じて感じてみてください。



 親指を動かして、どの指の真向かいにあるか感じてみて、実際に指先をくっつけてみる



目を閉じて親指を内側に動かして、真向かいにどの指があるか想像してみてから、実際に指先をつけてみて思った指どおしがついているか確認してみてください。



 道具を使って同じようなことをやってみる



親指を動かす時、上の動画のようにリモコンなどを握って、親指を滑らせるように動かしてみて、途中で止めて親指がどの指の真向かいにあるか目を閉じて感じていただけたらと思います。



動画撮影の都合上、片手だけて行っていますが、反対側の手で親指を同じように動かして確かめることもできます。



親指と人差し指でのつまみがうまくいかないなと感じている場合はぜひ試していただければよいと思っています。



☆*:.。.最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆