佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。



脳卒中後、何らかの介護が必要な状況になったり、自宅で生活する上でサービスを利用した方がよいと思ったりしたとき、介護保険の認定を受けた方がいらっしゃると思います。



介護保険のイメージは、デイケアや訪問リハビリのイメージが強いかも知れませんが、さまざまなサービスが介護度に応じて利用できます。



そのうち福祉用具を購入するとき、償還払にはなりますが購入費用の7〜9割を介護保険が負担するというサービスがあります。



このサービスは「特定福祉用具購入」といい、購入申請を行い、指定を受けている福祉用具事業者から購入するとかかった費用の7〜9割が支給されます。



出典:介護べんり帳


購入費支給対象の福祉用具は6種類です。



① 腰掛便座




② 入浴補助用具(入浴用いすや入浴用手すりなど)




③ 簡易浴槽




④ 排泄予測支援機器





⑤ 自動排泄処理装置の交換可能部分




⑥ 移動用リフトのつり具部分




以上の6種類が対象ですので、杖や車椅子は購入費支給対象ではありません。



直接肌に触れたり、尿などで汚染する可能性がある福祉用具のみが対象です。



排泄予測支援機器は2022年より一部の商品ですが購入金支給対象として追加されました。



自宅退院後、何らかの福祉用具を利用したいと思ったとき、ケアマネジャーなどに相談していただけたらと思います。



引用・参考


1) 佐賀中部広域連合:介護べんり帳.2024年度版

https://www.chubu.saga.saga.jp/var/rev0/0005/8490/12442210159.pdf



☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆