佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。



昨日は高次脳機能障害に関する障害者手帳と題してブログにしたためました。





障害者手帳とは、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の3種の手帳を総称した一般的な呼称です(厚生労働省ホームページより)。



この3種類の手帳のいずれかが交付された場合、障害者総合支援法に関するさまざまな支援を利用することができます。



障害者総合支援法での総合的な支援は、「自立支援給付」と「地域生活支援事業」です。



そのなかの「自立支援給付」に該当するサービスを個人で利用することができます。



「地域生活支援事業」は、自立支援給付が行えるように施設や制度を整える事業のことをさします。



出典:障害福祉サービスの利用について



 自立支援給付


自立支援給付とは、介護給付・訓練等給付・相談支援・自立支援医療・補装具給付が含まれています。



介護給付は、居宅介護、重度訪問介護、行動援護、療養支援、生活支援、児童デイサービス、短期入所、重度障害者等包括支援、共同生活介護、施設入所支援といった障害福祉サービスに要する費用の給付です。



訓練等給付は、自立訓練などのリハビリや就労移行支援という就労のための訓練などがあります。



相談支援は、自立支援給付を利用するための相談業務や計画書作成などが該当します。



自立支援医療は、更生医療などが該当しますが一般的な病院受信などとは異なり、身体に障害を持つ方の更生のために行う角膜移植や人工関節置換術などが該当します。



補装具は、身体に障害を持つ方に対して、歩行器や杖や電動車椅子などを給付する支援です。



 最後に


さまざまな医療・保健・福祉サービスがありますが、わたしを含めサービス全てについて知ることは難しいと思います。



介護保険をお持ちであればケアマネジャーに、入院中であれば医療相談員に、それ以外での困りごとがあれば自治体に相談して必要なサービスを受けることが大切だと思っています。


 

引用・参考


1) 全国社会福祉協議会:障害福祉サービスの利用について.2018

https://www.mhlw.go.jp/tenji/dl/file01-01.pdf


☆*:.。.最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆