佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。

 

 

脳卒中後の当事者の方々の発信や医療関係の情報誌の意見を拝見すると、さまざまな悩みに関する相談の対応が不十分だったり、寄り添ってもらえたりする機会が不足していたという内容を目にします。

 

 

「なぜ脳卒中になったのか。」

 

 

「これからの生活や食事にどう注意すればよいのか。」

 

 

「自宅復帰後、復職はできるのか、自宅でのリハビリテーションの説明がなかった。」

 

 

「もっと良くなる方法はないのか。」

 

 

このような内容の相談の機会が不足していたと学術誌でも確認出来ました。

 

 

また、文献2)では、「充実した回復期リハビリテーション病院では説明や指導を受けているが、急性期病院では標準化された資材などで情報提供を受ける機会が不足しているのが実情であった。」と記されています。

 


私は入院患者さん、外来患者さんどちらもリハビリ支援を行っています。



リハビリ支援する中で、十分に話を聴くことができるように時間に余裕を持った対応を心がけていますが、上記のような報告を見聞きすると、普段の振る舞いや話を聴く態度を引き締めたいと思いました。



実際の現場では上記のような相談内容について、私から話題提供する必要があると感じています。



また、ブログも同様ですね。



より良いリハビリ支援ができるように、充実した相談体制を構築できるように精進していきたいと思います。

 

 

引用・参考

 

1) NHK:脳卒中相談窓口がスタート!活用方法について.

https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1487.html           

 

 

2) 総合リハ:特集 脳卒中治療の進歩.医学書院 2024年2月




☆*:.。.最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆