佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。



脳卒中後の方々を入院や外来リハビリなどで担当しますが、「脳卒中」自体が「風邪」や「骨折」などと異なり、わかりにくい病気だなといろいろ質問をいただくことが多いです。



担当させていただいている方からさまざまな質問を投げかけられますが、ブログに訪問してくださる皆さんと同じ気持ちかもしれません。



以下によくいただく質問を挙げますが、いずれも脳卒中後の生活の中で大切だと思う知識ではないかと思っています。



リハビリテーションの重要性


脳卒中後はリハビリが不可欠です。



神経再生と機能回復を促し、日常生活の質を向上させます。



また、必要な自助具や装具を選んで日常生活場面で使うことができるようなリハビリも行います。



再発予防の知識


脳卒中後、脳出血や脳梗塞の再発予防に関する知識は大切だと思っています。



バランスの取れた食事や適切な運動や休息はとても大切です。



また、脳卒中のどの分類でも再発予防には血圧管理が重要です。



定期内服や定期受診


医師が処方した薬の定期的な服用と、専門医のフォローアップ診察は、再発防止や症状管理に役立ちます。



血圧管理の内服や心疾患の内服継続は再発予防にとても重要です。



社会資源


脳卒中後、介護が必要な場合は40歳以上から介護保険の対象になります。



特定の病気の場合、65歳を待たずに介護が必要な場合に介護保険が利用できますが、脳卒中は特定の病気に当たります。



また、身体障害手帳や高次脳機能障害が後遺症となる場合は精神障害者保健福祉手帳を交付できます。



障害年金も社会資源となります。



メンタルサポート


脳卒中後、抑うつ気分やうつ病のリスクが高まる可能性があり、早期の兆候に気づき、適切な対策を講じることが大切です。



ご家族が本人のメンタルサポートを行うことが難しい場面もありますので、当事者会やデイサービスなどでの相談員などを利用することも大切です。



以上5点がよくいただく質問です。



この5つは皆さんも知りたいことではないでしょうか。



この内容に沿ったブログ展開ができるように精進したいと思っています。



☆*:.。.最後まで読んでいただきありがとうございました .。.:*☆