I created art by AI Picasso #aipicasso

 

佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。

 

 

 

これまでよくみるリハビリ道具として、さまざまな道具を紹介してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、よく見るリハビリ道具として、「風船」を取り上げたいと思います。

 

 

 風船の特性

 

風船は、これまでの人生の中でみることがなかったという人がいないと思うぐらいポピューラーな玩具だと思っています。

 

 

子供時代に風船で遊んだ経験がない方がいらっしゃるかもしれませんが、玩具としてポピュラーなので、どんな風に扱えばいいのか理解しやすいと思います。

 

 

風船の特性は以下のようではないでしょうか?

 

 

✔ さまざまな色がある

 

 

✔ 注入する空気の量で、大きさが変えられる

 

 

✔ 適度な弾力がある

 

 

✔ 打ち返す力やスピードでゆっくりとした動き・速い動きが生まれる

 

 

✔ 落下するときはゆっくり動く

 

 

✔ 室内の空気の流れで軌道が変化する

 

 

✔ 軌道が読めない動きをすることがある

 

 

 風船をリハビリに用いる理由

 

 

風船はボールと異なり、片手で打ち返すことが可能で、他者と打ち返しを続ける際に、手でキャッチする必要性がないので、多くの方を対象に用いることができる道具です。

 

 

ボールは大きさにも異なりますが、両手で扱う必要があったり、小さいものは片手でキャッチしますが捉えることが難しかったりする場面を多く見かけます。

 

 

また、ボールは手のひらや手指をしっかり使ってキャッチとリリースを行う必要がありますが、ボールは手首でも肘でもどこでも体に接触する部分で打ち返すことができると思います。

 

 

さらに、空中に漂う風船を目で追いかける時間を長くとることができるので、座る練習が必要な方の頭部と体幹の訓練を行いながら、上肢の運動を引き出すことも可能です。

 

 

 最後に

 

今回は、よく見るリハビリ道具として風船についてまとめました。

 

お役に立てれば幸いです。

 

 

☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございます .。.:*☆