佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。
先日、記憶障がいのトピックに関する記事を公開しました。
たくさんのメッセージをいただいて、日常生活のお悩みを確認することができました。
お寄せいただいた内容には共通事項がありました。
□ メモしてもメモしたことを忘れる
□ メモをどこに置いたか忘れる
□ 戸締りなどが不安になる
これらについては、さまざまな便利グッズが出ているので、うまく活用できればいいなと思っています。
メモをどこに置いたか忘れやすい方へ
大切なことを書きとめたものや、何を買うか書いたメモをいざというとき、探せないことがあるでしょう。
いつも同じバッグを使って、そのバックにメモを入れたり、定位置にメモを置く習慣ができていれば、メモを探すことは少ないでしょう。
しかし、メモをどこに置いたかわからなくなったり、メモしたことを忘れる場合もあります。
そんなときの便利グッズとして、手首に巻きつけるタイプのメモを使ってみてはどうでしょうか。
手首に巻きつけることに対して、抵抗感がなければおすすめです。
出典:Amazon
「メモ帳 バンドタイプ」などで検索すると、さまざまな商品が表示されます。
油性ペンで書いて、繰り返し使えて、水仕事も可能なタイプのものがあります。
メモしたことを忘れても、目につきやすい手首にメモが見えるので、思い出しやすいでしょう。
また、メモをどこに置いたかわからなくなることも減るのではないでしょうか。
チェック機能付きのキーホルダー
出典:Amazon
外出先で鍵を閉めたか不安になったり、電気を消したかどうか思い出せなくて不安にならないための便利グッズです。
わたしも慌てて外出したときに、玄関の鍵を締めたか不安になることがあります。
チェック機能付きのキーホルダーは、自分でチェックして「✖️」から「○」に印を変えるので、いろいろ不安になってもキーホルダーで確認することができます。
チェックしたい項目は、選んだり、記入したりできますので、使い勝手はよいのではないでしょうか。
最後に
脳卒中後などの記憶障がいでは、脳の機能自体の回復が十分に達しない場合も少なくありません。
日常生活において、さまざまな便利グッズを用いて、うまく付き合っていくことが大切だと感じています。
他にもこんな便利グッズがあるよ!というものがありましたら、ぜひ情報を共有させていただきたいなと思います。
☆*:.。. 最後まで読んでいただきありがとうございました.。.:*☆