佐賀住まい・福岡勤務の作業療法士の橋間葵です。

 
皆さんは、適度に休憩を取ることができていますか。
 
なかなか意識的に休憩を取らないと、頑張り過ぎてしまうことがあるのではないでしょうか。
 
SNSで発信される出来事に関するものは、「○○しました」や「○○できました」とあり、「みんないろんなことやっているんだな」と感じています。
 
しかし、時にはそんな発信をみることがきついな〜と思うことも。
 
「みんな頑張っているのに、わたしは何にもしてない」
 
もちろん、見るのがきついなと思うときは、最低限の連絡に留めて、スマホ自体を見ないことに決めています。
 
今回は、休むことも大切だなという想いを記事にしたためます。
 

疲労の溜まりはじめは自分でも気がつかない

 
今はどこにいても、すぐに他者から連絡がつき、捕まえられてしまう世の中。
 
スマホからのお知らせの音や電話など、ゆっくりしていても、気が抜けない状態ではないでしょうか。
 
職場では、他者からの期待に応えたいあまりに、ペースを落として仕事をしたくても難しいですよね。
 
また、ブログを読んでくださっている脳卒中当事者さん方の中には、周りからの「頑張ってね」の一言が重くのしかかっているのではないでしょうか。
 
わたし自身も、自分に合ったペースで、仕事や生活をしていくことが、なかなか難しいと感じています。
 

タスク中に意識的に休息を

 
ポモドーロ・テクニックという言葉を知っていますか。
 
わたしは、昨年、大好きな師匠のブログで知りました。
 
簡単に言うと、15分間何かタスクをこなして、5分間の休みをとることを一つのセットとして時間管理していきます。
 
わたしは、この方法で、パソコン仕事や家事をこなしています。
 
長くいっぺんに続けるより、効率がいいなと感じています。
 

考えをまとめにくくなったら1つの感覚だけ使う

 
これは、京都の坊守さんから教えていただいた話。
 
現代の方は、いっぺんに何でもし過ぎ。
 
 ✔️ パソコンしながら、音楽を聴く。
 
 ✔️ テレビを見ながら、ご飯を食べる。
 
見ること(視覚)と聞くこと(聴覚)をいっぺんに使っていたり、見ること(視覚)と味わうこと(味覚)をいっぺんに使っています。
 
わたしも、思い返せば、そんなことばかり。
 
坊守さんから教えていただいたのは、「休むためには1つの感覚だけ使うこと」なんです。
 
詰め込み過ぎの感覚を、解放して1つだけ使う。
 
具体的にわたしがしている1つだけの感覚を使う場面を下に挙げていきます。
 
 ✔️ コーヒーを静かな場所で飲む
 
 ✔️ 朝のベランダで冷たさを感じる
 
 ✔️ ベンチに腰掛けて緑を愛でる
 
休日の時間を使って、5分〜15分だけ実行しています。
 
これは、意識的に行わないとできない、わたしの忙しい毎日のリセット方法。
 
何か考えがまとまりにくくなったり、体が重いなと感じたら、試してみてくださいね。
 

十分に頑張っている

 
頑張り過ぎてしまう方の中には、なかなか自分のことを肯定しにくい方が多いのではないでしょうか。
 
自分を認め、ポジティブに捉えることが難しいですね。
 
自分のことをポジティブに捉えることを自己肯定と言います。
 
Wikipediaからの引用
自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉
 
自分を自分で認めてあげることは、いざやってみようとしても、方法がわからないですね。
 
 ✔ 自分気持ちに素直になる
 
 ✔ 自分の失敗を否定しない
 
 ✔ 自分が普段口にしている言葉をポジティブに変えてみる
 
 ✔ 他者に意識的にほめてもらう
 
いろんな方法がありますが、まず1つだけ実行するという考えでもいいでしょう。
 
「頑張りすぎず、意識的に休むこと」
 
積極的に取り入れていきたいですね。
 
,゚.:。+゚最後まで読んでいただきありがとうございました,゚.:。+゚