子供の頃、セキセイインコ🐦を飼っていました。
生まれてすぐに、我が家にやって来たので、
その鳥は、
ワタシのことを親だと思っていたのか?
本当によく懐いていました。
それはそれは可愛らしいフォルムで、
帰宅🏠と同時に
カゴから出すと
ワタシの肩や膝に乗って
遊ぶのが 日課になっていました。
確か🤔
小学生の中学年の頃だったと思いますが
いつものように
学校から帰って
カゴの中を覗くと
いつもは元気いっぱいで
カゴの出入口まで飛んで来る
キコちゃんが (インコの名前)
止まり木の下でぐったりしています。
え?え?
心臓がバクバクするくらい
驚いたワタシは
母に言ってすぐに
キコちゃんを手の中に入れて
動物病院まで走りました。
獣医さんが
電気で温めたり、色々治療を試みて下さったのですが
キコちゃんは 眼を開けることもなく
頭も持ち上がりません
もうダメかも知れない…と思いながら
ワタシはどうすることも出来ずに
両手で キコちゃんを包んで
とぼとぼと 家に向かって歩きました。
途中
大きなトラックとすれ違い
ゴゴゴゴーッ 🚚 と、大きな音を
聴いた瞬間
キコちゃんが一瞬
ぴくんと動きました。
ワタシが
嬉しくて
キコちゃん
と声をかけて
![びっくりマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/611.png)
持ち上げたとたんに
黄色いふわふわとした羽の頭は
ガクンと 折れました。
ほんの一瞬ですが
目が合ったような気がしました。
そしてそれっきり…
キコちゃんが 動くことは
ありませんでした。
ワタシは 子供でしたが
今でも鮮明に憶えているくらい
狂ったように泣きました😭
泣いて泣いて
目👀も腫れまくって
泣いても泣いても
涙が落ちてくる。
こんなに悲しいことは
今まで無かったと思いながら
その哀しみを消化出来ずに
何日も過ごしました。
犬も猫もウサギも大好きで
飼いたいな~と思うことが
大人になるまでの間で
幾度もありましたが
キコちゃんが
ワタシの手の中で
冷たくなってしまった場面が
思い出されて
結局は、飼えずに来てしまいました。
インコを見ていたら
ふと、あの頃のことを思い出しました。
もう、本当に
羽を膨らませて
背中をまぁるくして
愛らしい姿だったなぁ…
と、 思う存分
記憶を呼び起こして
温かく
優しい気持ちになりました![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
ワタシは
失うことに めっぽう弱くて
立ち直るのに 沢山の時間を有してしまう
タイプなので![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png)
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png)
きっとこれからも
ペットは 飼えないと思いますが
キコちゃんと過ごした時間は
タカラモノです ![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
いい時間だったなぁ 。