これを見て口の中のアマルガムの水銀も無機水銀だから安全だという輩も出てくると思いますが全然違います。
まず毒性の問題
有機水銀は毒性が強く、無機水銀は毒性が弱いとの事ですが
まあ、これは当たっています。
でもね、
毒性がないのではなく弱いんですよ。
ずっと吸い込んでいれば影響が出ます。
それと影響を与える場所が違います。
有機水銀は主に脳や神経
無機水銀は腎臓、肝臓
です。
この腎臓を通るときに悪さします。
そして体内で有機水銀に変化しうるのです。
それと直ちに影響はない・・・
例えば火山の近くに住んでいる人は他の地域に比べて多少なりとも水銀ガスを多く吸っています。
豊洲市場でごくまれに吸い込む分には頭痛とかその程度かもしれませんが
これが毎日続くとなるとどうなんでしょうね?
それこそ毎日噛むたびに水銀を吸い込んでいれば影響は出てくるはずです。
そして「安易なアマルガム除去を行うと大量の水銀ガスが発生します。
ですので安易なアマルガム除去も避けなければいけません。
環境保健クライテリア 118
Environmental Health Criteria 118
無機水銀 Inorganic Mercury
http://www.nihs.go.jp/hse/ehc/sum1/ehc118.html
に書かれているのですが一部抜粋させていただきます。
6.環境中の移動・分布・変質
排出された水銀蒸気は溶解性の構造に変換され、雨
水により土壌および水中に蓄積される。大気中における水銀蒸気の残留期間は3年ま
でで、一方、溶解性の構造の水銀の残留期間はわずか数週間である。
水銀が無機からメチル化の構造へ変化するのは、水生生物による濃縮過程の最初の
段階である。この変化は、酵素作用なしでも、あるいは微生物作用がなくても起こり
得る。メチル水銀は、生物濃縮を起こす食肉性動物種の食物連鎖に入る。
つまりこれはヒトの体内でもメチル化いわゆる有機水銀に変わる可能性があるという事です。体内の細菌と反応してメチル化していく可能性十分あります。
というか、毛髪ミネラル検査では水銀が高く反応しますがこれは有機水銀です。
ですので体内で変化しているわけですね。
7.ヒトの暴露
一般集団は主として食餌および歯科アマルガムを通して水銀に暴露される。 毎日の水銀の取り込みは、空気および水の中の濃度に依存し、大きく寄与する。魚類は、ヒトのメチル水銀暴露の主要な発生源である。最近の実験的研究によれば、水銀は口内のアマルガム修復個所から蒸気として放出されることを示している。この水銀の放出率は咀嚼により増加する。
噛むたびに水銀蒸気が出るわけですね
8.体内動態および代謝 ヒトおよび動物の双方の研究結果では、吸入された金属水銀の約80%が体内に滞留する一方、液体水銀の胃腸管からの吸収は少ない(1%以下)。吸入された無機水銀のエアロゾルは呼吸器官に蓄積・吸収されるが、その比率は微粒子サイズに依存する。無機水銀化合物は、ヒトの胃腸管から平均して10%以下が吸収されるようであるが、大きな個人差が存在する。新生仔ラットにおける吸収はずっと高い。
液体の水銀はさほど問題ないけれどもやっぱり問題は水銀ガスなんです。
水銀蒸気あるいは無機水銀化合物類の投与(動物の身体負荷の50~90%)後における主要な貯蔵場所は腎臓である。マウスおよびサルの水銀元素の吸入後においては、水銀として同等量の静脈注射の場合より著しく多い水銀が脳に運ばれる。ヒトの血漿の赤血球比率は、第二水銀よりも水銀元素の投与後の方が高く(≧1)、より多くの水銀が胎盤関門を通過する。投与された2価の水銀のごく小部分がラットの糞中に入る。 いくつかのかたちの代謝変換が起こる。
・金属水銀の2価水銀への酸化
・2価水銀の金属水銀への還元
・無機水銀のメチル化
・メチル水銀の2価無機水銀への変換
金属水銀蒸気の2価イオン水銀への酸化は、水銀元素の血液-脳関門・胎盤・その他の組織の通過を阻止するほど早くない。これらの組織内の酸化は、水銀を保持するためのトラップとして役立ち、脳内および胎児組織内の蓄積をもたらす。
無機水銀も脳に運ばれちゃうんですね。
有機水銀に変わると書いてありますね
それと胎盤を通してしまうという事実。
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