おはようございます。

映画「ブルックリンでオペラを」を観ました。

アン・ハサウェイさんが好きで観ました。


以下、ネタバレありです。


ブルックリンに住む精神科医と作曲家の夫婦の話とティーンエンジャーの恋愛の話が並行して進み、最後は混じり合います。


アン・ハサウェイさんは相変わらずお綺麗で潔癖症の精神科医を見事に演じてました。


この映画で私が注目したのは精神科医パトリシアの息子、18歳のジュリアンとパトリシアの家で働く家政婦マグダレナの娘、16歳のテレザの恋愛の話です。

ジュリアンとテレザは学生で恋人同志です。パトリシアは2人の仲を知っていて認めていましたが、マグダレナは知らなくてパトリシアの家で偶然出会し知ることになりました。マグダレナは秘密にされていたことを怒ります。また自分が苦労したから優秀な娘には勉強に励んで奨学金を得て大学に進学して欲しい気持ちがあり、テレザと衝突します。

ジュリアンとテレザがベッドで撮った写真をマグダレナは発見してショックをうけます。そして、パートナーでテレザの養父であるトレイに写真を見せて話してしまいます。法廷で速記官をしているトレイは法律の知識が深いと自負しており、テレザに卑怯な方法で事実を話させて録音し、それを証拠にジュリアンを訴えると言い出します。誰もそんなことを求めていないのに。犯罪者になることから免れる為にジュリアンとテレザは結婚できる州に逃げようとし周りの大人達が協力。話は一気に盛り上がって行きます。


複雑な家庭環境、親への反抗心、法律に詳しいだけの人の融通の効かない一方的な判断をする人、結婚制度、ティーンエンジャーの恋愛など色々な要素が盛り込まれているように感じました。


一方でパトリシアが修道女になりたがる動機やスティーブンの気が変わって不倫相手のカトリーナを好きになることは私には唐突な展開に感じて、いまいち理解も出来ず、取り残されたような気分になりました。


⭐️⭐️⭐️