おはようございます☀

 

2/13の日本経済新聞に安浪京子さんの「不合格どう受け止める」という記事がありました。とても素敵な文章だと感じたので一部共有したいと思います。

 

中学受験、不合格でも必ず成長 今は分からない意味も - 日本経済新聞 (nikkei.com)

 

安浪先生は毎年2月下旬に

「中学受験の結果を受け止められない」

というテーマで保護者向けオンライン相談会を

実施しているそうです。そこには参加者の切々とした投稿やメールからも、まだ受験の渦中にいる様子が伝わってくるとあります。

 

中学受験は努力が必ずしも「学力」という形で報われる世界ではないとあります。取り組んだ分の学力はついているが、志望校に届くだけの学力が身に付く保証がなく、「合格」はなおさらとのこと。もう一度同じメンバーで入試を実施されたら合格者の半分は入れ替わるとも言われているそうです。

 

合格と不合格では見える世界が全く異なります。


「合格」→全てがチャラに。激しい親子バトルも、テストで度重なった自己肯定感の喪失もチャラに。

「不合格」→敗因にしか目が行かない。コツコツ努力してきた姿も、クラスが上がって抱き合って喜んだことも、歯を食いしばって前を向いたことも吹っ飛んでしまう。


まるでオセロが合格では全て白に、不合格では全て黒にひっくり返ってしまいがちだが、安浪先生はそうなってほしくないと仰っています。

 

中学受験の意味付けは振り返る時で異なるとのことです。

・進学先で生き生きする姿を見て「この顔を見るための中学受験だったんだ」と思うことも。

・大学受験に猛進する姿に「中学受験がバネになっているんだ」と思うかもしれない。

・何年かたってから「中学受験して良かった。ありがとう。」とお礼をいわれるかもしれない。

 

子どもは中学受験を経験することで得た成長が必ずあるから一つでも多く見つけて言葉で伝えてあげてほしいとありました。

 

以上が纏めです。

 

共感しかありません。

本当に受験って残酷ですよね。12歳の子供にこんな試練を与えていいのかと思ってしまうほどです。しかし、中学受験は成長過程の途中、いわば通過儀礼のようなものだと位置づけることが大事なのかなと感じました。実際、中高で子どもはまた大きく成長します。


私も今、子どもの大学受験真っ只中なので、安浪先生の文章には色々感じることがありました。


もし中学受験でお子さんが思い通りの結果にならなくても我が子の頑張りを認めて褒め、ご自身を決して責めることなく、晴れやかな気持ちで4月の入学式を迎えられますように。