おはようございます☀

 

映画「僕が宇宙に行った理由」を観ました。ずっと観たいと思っていて、ようやく観にいくことができました。以下、ネタバレありです。


 

本当に自分でも興味のあることがとっ散らかっていると思うのですが、私、宇宙に関することも詳しくはないですが、好きです。宇宙飛行士のお話も大好きで宇宙モノの映画もわりと見ています。

 

前澤さんが宇宙に行く時も結構、興奮しました。そして勢い余って前澤さんが宇宙旅行記念で販売したトレーナーを購入しました。このトレーナーにはロシアのロケットがプリントされているので今は着づらいのですが、部屋着として重宝しています。また、映画の中で前澤さんがこのトレーナーを着ていて嬉しくなりました。

前澤さんが地球に帰ってくるときはYouTubeで生配信を見ていた記憶があります。

 

映画は私は結構いいなぁと思いました。

「宇宙に行く」というのは莫大な費用もかかっていますし、壮大なビジョンもあるように思うのですが、そんなビジョンはないかのようにまるで淡々と子どもが抱く好奇心のままに宇宙に行った感じが自然体で良かったです。


「宇宙に行って何か変わりましたか?」

の質問がメディアから多く、温和な前澤さんが、

「そんなに簡単に人って変わるもの?変わらないといけないプレッシャーを感じる。僕って変わらなきゃいけないの?このままじゃダメ?」

と少しイラッとされていたシーンから前澤さんと宇宙旅行との関係性が見える感じがします。

 

宇宙に行く人にしか見ることができない貴重な映像を沢山見せてもらった感じがします。

沢山のロシア人スタッフに囲まれたトレーニング風景や打ち上げと帰還時のソユーズ船の中での様子、宇宙服を作る様子、森の中でのサバイバル訓練など。打ち上げと帰還はスリリングでしたし、回転椅子など自分には耐えられないトレーニングだと感じました。自費での宇宙旅行であっても容赦ないトレーニングを経ての宇宙旅行であることがよく分かりました。


入念な健康診断の結果、一度、宇宙に行く2人と補欠の人が全員、健康上宇宙には行けないと診断された時の話が興味深かったです。

・目の奥に水が溜まっているから、宇宙にいったら最悪、失明する可能性があるので治療が必要

・歯の親知らずと治療がされていない歯があるので、治療する時間はないから5本の歯を抜かなくてはいけない

・副鼻腔炎があるので宇宙にいったら頭痛がするかもしれないから手術が必要

皆さん、治療と手術をされて2回目の健康診断を無事突破されて宇宙に行けることになりました。副鼻腔炎の方は補欠で実際には宇宙に行っていないけれど手術をされたそうです。

 

この宇宙旅行の2か月後にロシアのウクライナ侵攻が始まりました。そのことにもこの映画は触れていたのが好感をもてました。

前澤さんが一番伝えたかったメッセージは世界平和かと思います。

 

☆☆☆☆☆

 

昨年末、展示されたソユーズを見に行きました。

 

 

 

 焼け焦げたソユーズ船

 

ソユーズの中はとても狭いです。