おはようございます☀


ギル•シャハムさんのヴァイオリンリサイタルに行ってきました。

ピアノは江口玲さんです。

プログラムは結構知らない曲が多かったです。



ルクレール、ついこないだも聴きました。流行っているのでしょうか。バロック音楽と思いきや結構技巧的な音楽でした。


ニグニムはユダヤ音楽の基本的な音楽概念「ニグン」を元にした作品です。「ニグン」は新倉瞳さんのコンサートで知りました。ギル・シャハムさんはアメリカで生まれてイスラエルとアメリカで育ったユダヤ人ですので、彼のルーツ的な音楽なのかもしれません。舞曲が沢山含まれている曲でした。


後半の3曲はギル・シャハムさんの独奏でした。知らないはずです。コロナ禍に作曲された曲などかなり最近の曲でした。ひとつひとつどういう曲なのかを簡単な英語で説明して下さりました。こういう時、英語を日頃から勉強してないといけないなぁと思います。

ライミのエチュード〈アンガー・マネジメント〉はかなり難しい曲だと思いますが、軽々と弾いてました。テクニックが凄まじいです。


フォーレのヴァイオリンソナタは「久しぶりに2人で弾く。」と江口さんが仰ってました。弱音は美しく、ダイナミックでもあり感情の起伏を感じさせられる演奏でした。ふたりの息がぴったりです。


アンコールはHappy Halloween!ということでハロウィンにちなんだジョン・ウィリアムズの曲を。この曲の前にもギル・シャハムさんが話し、江口さんの通訳で説明がありました。重音に弓を飛ばしたりとかなりテクニカルな曲でした。魔女感でていました。



コンサート前の場内アナウンスの後にマイクでギル・シャハムさんが歓迎のメッセージを話されるなどギル・シャハムさんのサービス精神や愛情を感じるとても温かいコンサートでした。



ギル・シャハムさんが弾くウィーラーのアイソレーション・ラグです。2020年の4月にロックダウンしてコンサートを開くことができなくなっていた時にウィーラーさんからメールで送られてきたようです。

ブラームスやメンデルスゾーンの協奏曲のメロディが使われていて面白い曲でした。ニコニコしながら演奏されていました。