おはようございます☀

 

10/3の日本経済新聞の夕刊に小川大介さんの記事

「第1志望校選びの難しさ」がありました。

こちらの記事を纏めた上で、我が家の経験や私の考えを述べたいと思います。

 

中学受験の志望校選び、子はいちずでも親は冷静に - 日本経済新聞 (nikkei.com)

 

小川さんによりますと中学受験において親を最も苦しめるのは「志望校選び」だそうです。

 

大手塾の多くは小6の10月頃に生徒のテスト成績をもとに推奨受験パターンを提示するようです。そのデーターは部分的に家庭の意向は反映されるものの子ども一人一人の特性は考慮されず、全体としては偏差値と過去の受験者データーに基づいて合格可能性を機械的に判断した非常にドライな「通告」とのことらしいです。

 

子どもと親の志望校に対しての向き合い方の傾向とアドバイスがありました。

 

特定の学校に対する強い憧れを持つ子ども

・その学校への進学だけを考え、他の学校の情報を拒絶することすらある。

・子どもは「今」に全力を注ぐことで成長するため、特定の学校をむやみに追い求めることがあってもいい。

 

・子どもの実際の学力に合った学校選びを先送りしてしまう家庭は少なくない。

・基礎学力が伴っていないのに難関校で出題される難問にばかり手を出したり、併願校の入試問題研究をおろそかにしたりして、結果的に子どもの能力に見合った学校への進学が困難になる事例も散見される。

・子どもの今を受け止めながらも、数か月先、数年先を見越した未来志向の判断が親には求められる。子どもの情熱や夢を尊重しつつも、実際の学力や現実的な受験の状況を踏まえた志望校選択を、理性的に進める強い意志が必要である。

・志望校選びはブランドや名声を追うものではない。

・志望校選びは冷静な判断を下すことであり、親の受験観と人生観が問われる試練である。

・受験の目的は「子どもの学力を伸ばし、多感で成長力にあふれた中高時代を過ごす環境を選択する」ということを忘れないように。


また、親の役割として「前受け校」の受験を意図的に計画し、合格可能性を高める「合格ストーリー」作りも親の重要な役割の一つとしています。

遅くとも11月に第一志望校と併願校を家族で考える必要があるのではないかとのことです。

 

我が家の経験ですが、希学園では日曜日に志望校別特訓があったので、第一志望校はおのずと決まっている感じでした。その特訓を受講するためには希学園の公開テストの偏差値がいくつ以上でないと受けることができなかったので理想と現実のギャップはそこまでなかったかと思います。

ですので小川さんが仰るような推奨受験パターンなるものは塾側から提示されませんでした。

これは私がもう併願校を含めて受験校を早くにほぼ固めていたので先生側から受験パターンを提示する必要性がないと判断されたからかもしれません。

 

ただ、以前にも書きましたが、娘の志望校別のサピックスオープンの出来が悪すぎて第一志望校を

変更した方がいいのではないか?という話を娘と塾の先生にしたことがあります。


これは小川さんのお言葉を借りたら「子はいちずでも親は冷静に」ということで、私は私なりに冷静に無理だと判断したのかと思います。

 

第一志望校については娘の個人情報にも関わりますので書けませんが、実際に受験した併願校の学校名と私と娘はどのようなポリシーをもってその併願校を決めたかについて後編では綴りたいと思います。