おはようございます☀

ムサコ行政書士の卵です。


2021年の夏に経験したオリンピック・パラリンピックの選手村でのボランティアの日記です。


2021年7月17日

今日の任務は「人誘導」。先週のあまり意味のない交通安全と違って今日は忙しそう。というのも2日前に「17日から19日は入村ピークになるから19時までのシフトの人は22時までに延長できませんか?」というメールが来た。私は申し訳ないけれど、19時帰りのままにした。以前の活動で知り合いになったボランティアお2人は22時を了承していてモチベーションの高さに驚いた(笑)というわけで絶対忙しいだろうと予想していた。暑いだろうから初めてズボンを半ズボン仕様にして挑んだ。


選手村には色々な制服の人がいる。警察官、セキュリティー会社の人、ヤマト運輸、トヨタ、NTT。今日は初めて迷彩服を着た自衛隊の人達を見た。制服の宝庫。

今日はヤマト運輸の人と近畿日本ツーリストの人と関わった。選手団が選手村ゲートに入りセキュリティチェックをした後、大きな荷物をヤマト運輸が選手棟までトラックで運ぶ。一定数以上の選手団は近畿日本ツーリストの人が仕切ってマイクロバスで選手棟まで送る。少人数の人達は小さな電気自動車で選手棟まで送る。私達ボランティアは荷物を運ぶ時に使ったカートを元の場所に戻したり、選手団にまとまって並んでもらうように誘導した。ヤマトが荷物をトラックに積むとカートが邪魔になるので、ささっとカートを受け取り元に戻す。さながらカートレース。


イギリス選手団が物凄い荷物と人でトラック3台分くらいになっていた。イギリス選手団が今日の山場だった。

やって来た人達にどこの国なのか、人数が何人なのかを聞くと手際がよくなることやカナダやドイツといった大国には案内する係の人を用意されていたのでその係の人と話すと話が早いことに途中で気づいた。毎度職員からはほとんど説明がないから何が行われているかしばらく観察して把握する必要がある。


あとWi-Fiについて聞かれることが多かった。選手村に到着して速攻でWi-Fiに繋げたいんだろう。若い選手に特によく聞かれた。イタリアの選手をWi-Fiについて書いてあるホワイトボードに案内するとぞろぞろ数人ついてきて青いユニフォームの私をイタリア選手が囲む事態に(笑)そして選手団用のWi-Fisakura〜」の電波が弱く、あちこちから「繋がらない」「ないー。」「sakura?」とスマホを見せながら言われる。ここは電波弱そう。知らんがな(笑)1人チャキチャキした女の子のスマホはWi-FiをキャッチできたのでPWを入れ、その後IDカードに書いてある番号と生年月日をいれて何とか繋がった。繋がるまでの段階が多い😂こんなん質問が一杯来るに決まっている。その子に「みんなに教えといてね。」と言って何とかその場を切り抜けイタリアの皆様にはバスに乗ってもらった。


潜入したかった選手と関係者しか入ることができないビレッジプラザにひょんなことから案内してもらい入ることができた✌️ヘアサロンや折り紙などの体験できるところ、オフィシャルショップなどがあった。1番混んでそうなのはインターネットカフェ。みんなWiFi大事なんだね〜。


なぜか今日からしばらくシフトなし。開会式が楽しみ😆