こんにちは！
自由・自立・自分を楽しむ♪
ご相談者が望む『未来創造』を
サポートするタロット占い師・
山本理恵子（リコ）です★
「はじめまして♪」の方は、
『泣いた赤鬼』という、
童話をご存知ですか？
学校の教科書にも、
採用されたことのあるお話なので、
きっとご存知の方は多いと思います。
そして、この『泣いた赤鬼』には、
安部浩之さんという方が創作した、
『泣いた赤鬼』のその後……
“続きのお話”
があります。
下に『泣いた赤鬼（浜田廣介・作）』と
“続きのお話（安部浩之・作）”、
また“続きのお話”ができるまでに至った、
経緯が書かれたリンクを
貼っておきますので、
ぜひ読んでみて下さい。
リンクURL：
http://www.kmk21.com/new_page_169.htm
いかがでしたか？
読んでみて、何を感じましたか？
どう思いましたか？
私が初めて『泣いた赤鬼』を読んだのは、
もう正確には覚えていませんが、
たぶん、小学校低学年くらいだったと
思います。
その時に思ったのは、
「赤鬼と青鬼は、かわいそう」
でした。
とても寂しがり屋で、
人間と友達になりたいのに、
自分が鬼であるばかりに、
人間と仲良くできない赤鬼。
そんな赤鬼の願いを叶えるために、
わざと悪い鬼を演じて、
最後は一人で旅に出た青鬼。
結局、赤鬼も青鬼も最後はそれぞれ
独りぼっちになっちゃって、
なんて可哀そうなんだろう……
そう、子供だった私は
感じていました。
でも、大人になった今、
こう感じています。
本当に可哀そうなのは、
人間の方だ、と―――
相手の本質を見ようともせず、
相手の本心を聴こうともせず、
相手が「鬼であるから」……
という理由だけで、
赤鬼を恐れた人間。
わざと悪い鬼を演じた青鬼を
やっつけた赤鬼に対して、
今度は手の平を返したような
態度をとった人間。
それが「絶対に悪い」とは、
言いません。
自分とは絶対的に異なる存在に、
本能的に「恐れ」を抱いてしまうのは、
生物として、仕方のない一面も
あるでしょう。
それが安全だとわかれば、
態度を変えるのもわかります。
ただ―――
私が心に引っかかったのは、
この村人たち一人ひとりの行動は、
ちゃんとそれぞれ「自分の心」と、
向かい合った結果なのだろうか？
と、いうことです。
「“みんなが”赤鬼を恐れたから、
自分も恐れる」
「“みんなが”赤鬼の家に
遊びに行ったから、
自分も遊びに行く」
そんな風に、
“みんなが”〇〇するから
という理由で、
自分の行動を決めて
いないだろうか？
と、考えました。
青鬼がわざと悪い鬼を演じる前から、
本当は「赤鬼と友達になりたい」
そんな風に思った人間は、
いなかったのだろうか？
もし、いたとすれば……
その人間が本当に恐れたのは、
「赤鬼」本人ではなくて、
鬼と仲良くしたことで、
自分が周りの人間から、
嫌われることだったろうな……
そんな風に、私は感じました。
周りの空気を読むことに長け、
協調性があるということは、
我々日本人の特性であり、
美徳の一つだとも思います。
けれど―――
常に自分の“本心”を殺して、
周りに合わせてしまっては、
自分の心は、死んでしまいます。
一人ひとりと向かい合ってみると、
本当はとても素敵で、良い人なのに、
周りから嫌われることを恐れるばかりに、
自分の“本心”に嘘を吐き、他人に合わせ、
わざと違う自分を演じる人がいるのは、
とても残念で、勿体ないことです。
例えもし、
誰かに嫌われてしまったとしても……
自分の“本心”を貫く勇気は、
失いたくないです。
誰かを恐れるにしろ、
誰かに優しくするにしろ、
「誰かが〇〇するから、私も〇〇する」
のでは、なく―――
自分で自分を愛し、
例えもし、それで誰かに嫌われても
自分の“本心”を貫く勇気を持った、
“嫌われモノの勇者”でありたいです。
自分の“本心”を貫く勇気こそが、
“自分の人生”を切り拓く―――
そう、私は信じているから……
前向きな気持ちになれる❤
今日が花丸Happyに過ごせる♪
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