最近色々なところで不妊治療・妊娠・出産レポを見かけるので、私も便乗して書いてみようかな。

ありきたりなものじゃちょっとアレ(語彙不足)なので、X(旧Twitter)でフォロワーさんから相談・質問をもらったことがある『産院を選ぶ基準』について何となく書いてみようと思います。

 

 

 

 

 

まずは自分の妊娠の状態を知る 

 

上の子の妊娠初期に色々調べていく中で『ハイリスク妊娠』というものがあることを知りました。

 

※直接のリンクだとご迷惑になるかと思い、スクリーンショットで失礼します。

 

ママや赤ちゃんに負担やリスクが大きい状態の妊娠、ということですね。

流産死産・ママの死亡・大きな病気や障がいを負ってしまう等……妊娠・出産に対して曖昧な知識しか持っていなかったので、ちょっとうろたえた記憶があります(体外受精でようやく授かったから、怖かったとしても後戻りは出来ないんだけどね!)

 

これは色々な病院が妊娠リスクチェックシートをHPに載せているので、自己採点して病院を選ぶ基準のひとつとして採用しました。

Google等の検索エンジンで【ハイリスク 妊娠 点数】と検索すると出てきます。

私は『順天堂医院 産科』の妊娠リスクチェックシートを利用しました。

点数計算を自動でやってくれるので楽OK

 

 

※直接のリンクだとご迷惑になるかと思い、スクリーンショットで失礼します。

 

ちなみに今現在の私が自己採点した場合の点数の合計は【10点】でしたえーん

当然、点数別にコメントが違いまして、10点は……

 

 

 

4点以上…ハイリスク妊娠に対応可能な病院での妊婦健診、分娩の必要性について主治医と相談して下さい。(ハイリスク)

 

 

 

と、書かれていました。

でしょうね(真顔)

最初の妊娠の時も既に4点超えてたもん昇天

 

安全が最優先なので、ハイリスク妊娠に対応可能な病院を探すことにしました。

 

 

 

 

どんな病院がハイリスク妊娠に対応出来る? 

 

第1子妊娠から既にハイリスク妊娠だったので、「安心の為にも対応力の高い病院を選ぼう……!」と決意グー

夫は「大学病院がいいよ」と言っていたので、まず大学病院は確定です。

更に調べると……

ハイリスク妊娠に当たる人は、緊急事態の対応に強い大きな病院での出産が勧められます。ハイリスク妊娠に対応できる病院は、総合周産期母子医療センターや地域周産期母子医療センターの指定を受け、多くがNICU(新生児集中治療室)を持っています。

 

stemcellより引用

ちなみに『総合周産期母子医療センター』と『地域周産期母子医療センター』の違いは

  • カバーしているエリアの広さが違う(総合は都道府県単位・地域は市区町村単位で複数の市区町村をカバーすることもある)
  • 備えている設備が違う(総合はNICUとMFICUの両方を備え、かつ一定以上の数がある)

だそうです。
(※地域周産期母子医療センターの中には担当エリア外の妊婦さんを受け入れているところもあるそうです)

 

この内容なら『総合周産期母子医療センター』を選んだ方がより安心度は高そう。

【大学病院】と【総合周産期母子医療センター】の両方を満たす病院から更に候補を絞ることにします。

 

 

 

距離も大事 

 

健診と出産を同じ病院にする場合、かなりの期間通うことになります。

近いのはもちろん、『大きなお腹を抱えていても移動が比較的楽』を重視して探しました。

例えば、病院の最寄りの交通機関がバスしかないところはパスしました。揺れでつわりが悪化しそうだなあ……という不安があったので。

最寄駅から病院までのルートに坂があるのも避けました。行きか帰りのどちらかに上り坂があれば地獄になるのは必至……タラー

出口が階段しかない駅も避けました。大きなお腹で階段の昇り降りは遠慮したいえーん

可能であれば複数路線が選べる病院だとなおいいですね。単一路線だと運転見合わせになった場合健診に行けなくなりますからね(最悪タクシーを使うけど、避けれるなら避けたい)

 

また、上の子の妊娠中は夫の勤務先が恵比寿だったので『自宅から夫勤務先の中間地点にある』というのも私としては外せないポイントでした。

万が一の時に夫も駆けつけて間に合う距離がよかったんです(そしてこれは後にナイスな選択となりました)

あ、近い方がいいですが場所によっては産科が近くに存在しない……なんてこともあると思います。

もしもの時に病院に間に合う可能性が高い『車で20分程度の距離』は良いと聞いたので、そちらも選定基準にしました。

 

【大学病院】と【総合周産期母子医療センター】と【自宅から夫勤務先の中間地点にあり、かつ車で20分程度の距離にある病院】

だいぶ候補が絞れてきました。

 

 

 

 

授乳(母乳)指導のスタンスは? 

 

元々、私は混合希望だったんですね。

これは実母が事あるごとに「せっかく苦労して完母で育てたのにお前は身体が弱くて……」とグチグチ言われていたので、『私は絶対に完母にするまい』と決めていました。

ただ、母乳が栄養的に優れているというのも知ってはいたので「じゃあ混合でいこう」と決めてクチコミを検索しました。

 

2021年時点で出てきたクチコミが2018年より前の古い情報しかなかったんですが、『授乳指導がスパルタではないところ』を調べました。

検索するとすごい体験談がい~っぱい出てくるんですよね……。

「後陣痛で苦しんでるのに更にマッサージが痛くて死んだ」とか「疲れ果ててるのに母乳が出ないことを責められた」とか。

繰り返しますが古い情報だったので、令和の今こんなことやったら即SNSで晒されて炎上するだろう……みたいな内容の体験談ばかりでしたアセアセ

 

クチコミがない病院も多かったですが、どうにか授乳指導がキツくない病院をピックアップ出来ました。

【大学病院】と【総合周産期母子医療センター】と【自宅から夫勤務先の中間地点にあり、かつ車で20分程度の距離にある病院】で【授乳(母乳)指導がキツくないところ】、全てが当てはまる病院がたったひとつだけあり、そこに決めました。

 

 

 

 

その他 

 

ここからは好みの問題なのであまり真に受けずサラッと読み流してください(笑)

個人的に「これは重要視しない方がいいなあ……」と思った条件です。

 

ブルーハートご飯が美味しいところ

ブルーハートアロママッサージetcの+αオプションがあるところ

 

憧れがなかったわけではないですが、ハイリスク妊娠→自分の身体や赤ちゃんの身体にトラブルが起きた時にその病院では対応出来ず転院になる→楽しみにしていたのに食べられなかったorサービス受けられなかった……という状況が想像出来たので、これはやめました。

一応、両方を満たす病院は存在します。ただ、普通分娩でも100万円は下らないと噂の病院だったのでやめました。

おやつ持ち込みOKな病院もあるようなので、普段食べないようなおやつを持って行くことにしようと決意(笑)

更に退院後はご褒美のご馳走をおねだりすることに(図々しい)

自分へのご褒美はガンガンあげる派です笑い泣き

 

 

ブルーハート個室

 

シンプルに予算がキツい!ただそれだけです(笑)

個室ならゆっくり面会が出来るかなあ……と思っていたこともありましたが、第1子出産時はオミクロン株が流行り出してしばらく経った頃とカブった結果、配偶者も含めて全員面会禁止という厳戒態勢だったので個室でも大部屋でもどうでもいいか状態になりましたアセアセ

 

 

お次は『他の人は条件に入れなさそう』と思った条件です。

 

ハート都外からのアクセスが比較的楽(わかりやすい)

 

夫の親戚が赤ちゃんとの面会を希望する場合に迷いにくい場所にある病院がいいなあ……と思っていました。

義両親や夫親戚と仲がいいわけではないですが(険悪でもない)、夫は長男だし親戚中から子ども(跡取り)を期待されていたようなので「まあ面会はあり得るでしょうね」と思っていました。

ボロボロの状態で応対することになるんだろうけど、「みっともないとか言うなら帰ったいいっすよ」というスタンスだったので……。

新幹線で東京駅まで出てくるんだろうから、そこからの乗り換えは短い方がいいよねと思って病院選びをしましたが、結局前述のオミクロン株で面会自体が消し飛びました(笑)

あ、私の方は実家親戚ともに絶縁済です。

 

 

 

 

 

そうして決めた病院は…… 

 

何だかめちゃくちゃ語ってしまいました(笑)

  • 大学病院
  • 総合周産期母子医療センター
  • 自宅から夫勤務先の中間地点にあり、かつ車で20分程度の距離にある病院
  • 授乳(母乳)指導がキツくないところ

私にとってこの全ての条件を満たしていたのは

 

東京慈恵会医科大学附属病院

 

でした。

 

 

2020年に外来棟を建て替え&産科・小児科が入っているN棟も建て替えているのでとっても綺麗です。

病室も綺麗でした!(私は4人部屋利用でしたが、隣のベッドとはかなりしっかりした棚で区切られていたのでほんのり個室感ありました笑)

 

地図で見てもらうとわかりやすいんですが、N棟と外来棟(産科・小児科以外の診療科が入っている建物)が全く別の建物なので免疫が落ちている妊産婦さんも免疫よわよわな赤ちゃんも病気をもらいにくい、というメリットがあります。

 

 

これは好き嫌いがわかれそうですが、慈恵医大は病院食の昼食に必ず麦ご飯が出ます(食事制限がある方は除くアセアセ

産科でも出ましたが、これが美味しんですよね~ラブラブ

古い固定観念で『麦ご飯って固くてパサパサで美味しくないんでしょう?』って思っていましたが、めっちゃくちゃ美味しいです!!!!!

メニューは確かに「the 病院食」ですが、ひとつのプレートに載っている中で【温かいものはほんのり温かく、冷たいものはほんのり冷たい】がキープされていたので美味しくいただけました。

毎食ちゃんとデザートがつきますし、おやつ(正しくは補食)も出るし、割と楽しく食べられました。

 

お祝い膳ももちろんあって和食・洋食選べますが、どちらを選んでも野菜の量がドン引きレベルで出てくるのでそこはお覚悟を(笑)

※平均的な成人男性の3~4倍は食べる夫に写真を見せたら「さすがにこの量は俺でもキツいかも」と言っていたので、相当だと思いますタラー私も8割でギブアップしました……美味しいんですけどねアセアセアセアセアセアセ

 

外来(妊婦健診)は曜日で先生が固定されています。同じ曜日に健診予約を取れば同じ先生に診てもらえます。

が、慈恵医大は健診の担当医と分娩の担当医は別の先生なのでそこは注意です(入院当日や分娩直前に健診担当医も挨拶に来てくださいます)

 

また、妊婦健診での基本の検査(血圧・体重・尿検査)は産科でやりますが、妊婦健診期間中にちょこちょこ挟まってくる血液検査や高齢妊娠で希望者が受ける出生前診断は外来棟へ行かないといけないのでそこも注意ですね。

広いから移動が大変昇天

まあ、いい運動にはなるかな?

 

あとは……第2子の妊婦健診は待ち時間が結構長かったですアセアセ第1子の時はほとんど予約通りだったんですけどね……。

体感ですが患者さんが増えたように感じました。

 

 

 

すっごく長くなりましたが、こんな感じで産院を選んでいました。

出産レポはまたいつか書く……かもしれません(笑)

 

 

 

 

 

 

長文乱文をお読みいただきありがとうございましたラブラブ