こんばんは
昨日から
猛威をふるった台風18号
昨日の夜は、
ザーっという
激しい雨の音に加え
数分置きに
入ってくる防災メールで
一睡もできませんでした
ほんとは
今日、
北近畿タンゴ鉄道ファン感謝デー
に行くつもりだったのですが、
当然イベントは中止
それどころか
ＪＲも私鉄も
関西圏ではほとんどが
始発から運転取り止め
台風や大雨になると
いつも眠れなくなる１番の原因が、
自宅近くを流れる
高谷川という加古川の支流の川で、
普段は
水が流れているのか流れていないのか
分からないくらいの小さな川なのですが、
過去には、
台風や大雨の時に
何度も水害を起こした前科のある川だけに
今回もとても心配させられました。
幸い数年前から行なっていて
今年の春ごろに完成した
水害対策の
河川改良工事が功を奏してか、
夜中の３時ごろに
氾濫危険水位まで
あと４cm
というところまで上がったのがピークで
その後は徐々に下がっていき
今回は水が溢れることはありませんでした。
しかし、
夜が明けて、
次第に各地の被害状況が
テレビのニュースで伝えられ
先日もこのブログで
「良い所ですからぜひ遊びに来てください！」
と紹介したばかりの
京都府福知山市の
目を疑うような光景を見て
とてもビックリしました。
ニュースの映像を見るかぎりでは、
山陰本線の石原駅の近くのようです。
午後からは、
台風一過という言葉通りの
良い天気になったので、
居てもたってもいられなくなり
福知山に向けて車を走らせました。
地元の
兵庫県丹波市でも
所々、
今回の台風による大雨が
かなり危険な状態だったことが
分かる場所がありました。
よく
「こうのとり」の撮影をするこの場所も
用水路から水が溢れだし
周囲の田んぼはみんな水浸し
道路も冠水して
通行止めになっていました。
福知山に到着して
まずは山陰本線の石原駅へ
どうやら駅は無事のようでした。
しかし
線路を挟んだ向かい側
（由良川がある方）
へ向かう道は、
みんな通行止めになっていて
上空にはヘリコプターが何機も
慌ただしく飛び回っていました。
この石原駅の近くには、
友人の家があって
心配していたのですが、
友人宅は線路を挟んで
由良川とは反対側ですので、
被害は無かったようです。
電話でも
元気な声が聞けて安心しました。
そして今回、
甚大な被害があった場所に到着
現場には
報道関係者や野次馬がたくさんいましたが、
実際に見た光景は
想像していた以上のものでした。
ボク自身も９年前の台風23号で
自宅近くの高谷川が氾濫して
床上浸水しましたが、
その時の悪夢を再び見ているような光景でした。
時間は１６時を過ぎていて
浸水してから
１２時間以上も経っていたので
ほとんど水は引いているだろうと
思っていたのですが、
実際はまだほとんど引いておらず
泥水に浸かったままの家がたくさんありました。
水は山陰本線の線路のすぐ際まで
迫っていたことが分かりますね～
この地区では、
人的被害が無かっただけでも
ほんと不幸中の幸いです。
このブログを見られました方々にも
水害の凄まじさを少しでも
分かっていただければ思い
今回あえて
ブログを書かせていただきました。
水が引いた後
残るのは大量の泥です。
水に浸かってしまった
家財道具の処理なども
大変な作業なのですが、
泥の撤去が
本当に大変な作業なのです。
また今回は、
というか
毎回こういった災害が起こった時には、
被害が大きかった所が
ニュースなどで大きく報道されるわけですが、
福知山市では、
この石原駅周辺地区だけではなく
他の地区でも
いろんな所が浸水の被害に遭っています。
福知山駅がある市の中心地から
そう遠くない場所でもこのような場所が
たくさんあります。
実際、
９年前の水害の時にも
豊岡や出石の被害があまりにも大きかったため
丹波市の水害については
ほとんど報じられなかったために
未だにこのことを話すると
ビックリされることがとても多いです。
夕方には
山陰本線が運転再開していました。
増水した土師川橋梁を
ゆっくりと徐行運転していました。
そして
橋梁を渡り終えた地点の線路下も・・・
広い範囲で
泥水の海となっていたようです。
今回の台風で
被害に遭われました方々に
心よりお見舞い申し上げます。
それでは、また～