長者さま」と「お金持ち」の話~ 猫に催眠かかりました。
関西での話しだそうですが、昔、多くの富を持ち、橋を架けたり井戸を掘ったり絵師に絵を描かせたりと、多くの人に喜ばれるようにお金を使った人がいました。
この人たちは、お金を有意義に使うことで、文化の下支えをしたのです。そういう人たちは、関西では、「良き衆」と言われていました。この良き衆の中で、銀5000寛以上持つ人を「長者」と呼んだそうです。
たくさんのお金を、みんなが喜ぶために使い、文化の下支えをしたのです。茶道などが関西で始まり、関西に根付いていったのも、「長者」さまの存在が大きかったのです。
その「長者さま」に対し、お金を持ってはいるが世のため人のために使わず、貯め込んで、あるいは自分のためにだけにお金を使う人を「お金持ち」と呼びました。江戸(関東)には、お金持ちは多かったようですが、「長者さま」は多くなかったようです。
あなたは、お金持ちになりたいですか? 長者さまになりたいですか?