シリーズ記事はこちらです。

ダウン症とわかるまで その1~はじめに~  

ダウン症とわかるまで その2 ~妊娠中~  

ダウン症とわかるまで その3 ~妊娠中・後頸部浮腫の指摘~  

ダウン症とわかるまで その4~緊急帝王切開による出産~  






実は

自宅の近所の産院では何も言われなかったのですが

14週の頃

里帰り先の病院で一度診てもらった際に指摘されたことがあります。


その時のエコーがこれです。







(苦手な方はご注意ください)









NT

首の後ろのところが厚くなっているのがわかるでしょうか?

NT(後頸部浮腫)というそうなのですが、この日の計測で3.2mmでした。



 「この厚みあるからと言って必ずダウン症という訳ではないが確率は上がる。」

 「ただし、これは確定診断ではなく、希望があれば別の検査もできる。」

 「別の検査とは、つまり羊水検査のこと」


といった旨のことを言われ、説明の紙をいただきました。



それにプラスして

 

  「測り方で誤差が出ることもあるので、いつも行っている産院でも見てもらってください」


とも言われました。


とても驚いたし、まぁそれなりにショックも受けました。





でも、夫と話し合って、羊水検査は受けないと決めました。


『確率が上がると言っても微々たるもの』


と認識し、我々がそれに当たるとは考えなかった、というのもひとつ。


(つまり、深刻に受け止めていなかったということ。)


これは医師の話し方に悲壮感が無く、軽めに話してくださったからだと思います。

この時に、いかにも大変なこと!というように話されたら、受け止め方は随分違っていたでしょう。




そして、一番大きかったのは


受けたところで、どうするの?

もしも染色体異常が見つかったとしても、おなかちゃんはおなかちゃんだし、産まないという選択肢は無い。


という我々二人の意見が一致したということです。




更にこの後も、自宅近くの産院に通っていましたが、


医師が忙しそうだったのでw自分からはNTのことは言わなかったこともあり)


特にそういった指摘を受けることもなく


「順調ですね^^」


と言われ続けたので、


実際のところ、出産するまでNTのことはすっかり忘れていました(^▽^;)笑


出産後、ダウン症の疑いと言われてから「そういえば!」と思いだしたぐらいです。






もしもあの時、羊水検査をして、確定診断が出ていたら

我々夫婦は、どうしたでしょうか。。


産まれてきた我が子の可愛さ、愛おしさを知っている今だからこそ、

『ダウン症でも関係ない♪』とすぐに思えたけれど、

顔も見えないおなかの中の子供がダウン症だとわかったら、、、


きっと、どんな選択をしても、苦しいだろうなぁ。



おなかの中にいた時から可愛かった我が子♪笑
echo
でも、この子がダウン症だとわかっていたら

妊娠生活、やっぱりいろいろ考えて辛くなったかもしれないです。


検査、確定診断というのも善し悪しですね。





今後、我々夫婦は二人目、三人目(?)も授かったら良いなと考えています。


医師からは、「次の時は検査した方が良いよ」と言われていますが

(さすがにダウン症二人はたいへんじゃない?と…)

このブログ書いてたら、検査しなくても良い気もしてきました。^^


まだ先のことなので、ゆっくり考えようかな。





次回は、出産のことを書こうと思います。





長く拙い文章、お読みいただきありがとうございましたo(*_ _)o





にほんブログ村