冬至２０２３

こんにちは。
あおい堂鍼灸院の今泉です。

今年も例年のごとく冬至がやってきました。

このブログも7周年を迎えます。

本年も私の書きたい放題のブログをお読みくださり誠にありがとうございます。

今年の傾向としてはご来院いただいている方の旦那様が沢山いらして下さいました。

その人数、今年だけで丁度10名様です。

大切なご家族をご紹介いただくのは私を信頼していただけているものだと解釈いたします。ブログ上ではありますが御礼申し上げます。

これまでも脱毛症でご来院いただいている方々、若しくは過去は脱毛症で現在は健康維持目的にご来院いただいている方々のご家族が来られる事はありましたが、今年ほどの多い人数は今までありませんでした。目的は様々ですが私の専門が髪なので男性の場合必然的にAGAの施術を主目的ではないにしても取り入れています。

そうすると興味深い事に円形脱毛症であれAGAであれ髪を成長させる（伸ばす）方法と云うものはある程度共通していることが私の体感・経験則として分かりました。具体的なツボ名までは書きませんが施術方法としてはある程度花粉症の施術に似ています。

花粉症と聞くとどうしても花粉に大気汚染物質が付着して……云云かんぬんと成りますが、東洋医学上そのような物質にそれ程重要な意味は無いと思います。大事なのは物質よりも「気」なのです。春の花粉症であれば大地から上方に湧き上がる「大気」に感化された人体の「気」が上方偏位して集まり過ぎて「気」の渋滞を引き起こす為に春の花粉症が発症します。この状態の治療法としては上方偏位して渋滞した「気」を巧く捌いてやれば良い訳ですが、これが髪を成長させる方法として花粉症と共に有効であると感じています。
来年はこの辺りをもっと精査して良い施術につなげていきたいと考えています。

今年のブログの反省点としてはやや（？）理論に走り過ぎた感があります。

各方面から分かりにくいとの感想をいただいています。言い訳としては私自身は研究施設も研究手段も持たない為に既に発表されている様々な研究成果と今までの経験則を紡ぎあげて円形脱毛症の芯に迫るしか道筋が無いと思っているからなのですが、それにしても分かりにくかったと自分でも少々感じております。

来年からはもう少し改善したいと思います。

そして今年一番アクセスの多かった記事はこちらでした。

『頭皮マッサージは必要か？』こんにちは。あおい堂鍼灸院の今泉です。円形脱毛症を語る時によく出てくる話題が頭皮マッサージです。これはした方が良いのかどうなのか。本日は（も）私独自の視点で…

ameblo.jp

amebaのアクセス解析をするとわかるのですがおそらくこれが最もアクセス数が多かったと記憶しています。円形脱毛症になると頭皮マッサージをした方が良いのか、はたまたしない方が良いのか気に成りますよね。この記事では私なりの結論を出していますので良ければ読んでみて下さい。

円形脱毛症から離れた話題ではブログには書いていませんが今年は尿酸値の事がありました。

私は20年以上前から尿酸値が高い体質でした。当然お薬も処方されているのですが数値的には飲んでも飲まなくても薬を変えても変わらずで痛風発作にも過去に成りました。ご来院いただいている方は私から聞かされているかもしれませんが、痛い痛い痛風発作に関しては鍼を一本だけ使用して10分で治めた後は例え尿酸値が高くとも発作を起こす事はありませんでしたが、今年の血液検査ではとうとう尿酸値を下げる事に成功しました。そうなのです。痛風発作は起こさなくとも尿酸値はずぅっと高値安定していたのでした。これも先ほどの春の花粉症同様、尿酸という物質が血液中に多くあろうと極論「気」さえ確りとしていれば問題は生じないのです。とは言え高尿酸は腎臓を傷める可能性などがあり要注意なので数値が適性値である事に越したことはありません。この辺は「気」一辺倒であっても侮るべきではありません。今まで酒抜き・小食・プリン体を避けるなど様々な健康活動に加えて自分に対する鍼灸施術も数多く試みてきましたが数値は高値安定で変わらなかったのです。年1で受けている血液検査の前におこなった刺絡（しらく：瘀血を取り去る）が私の場合は正解だったようです。ただまだたった一回だけの結果なので来年再来年と適性値を繰り返し出せれば非常に有効な手段であると言えるようになると思います。これは継続して調子を見ていきたいと思います。