こんにちは。
あおい堂鍼灸院の今泉です。
前回の記事では円形脱毛症患者の遺伝子を検査するとケラチン17を作り出す部分の異常が見られたという内容について書きました。
そしてこのケラチン17ですが少し掘り下げてみました。ちなみにケラチンは調べると30種類以上あるようです。ケラチン17はその中の1種という事に成ります。
検索するとすぐに出てくるのですがまずは↓この内容を見てみたいと思います。
※PDFなのでダウンロードすることになるかもです。
↑の発表の一節を抽出すると『K17発現が皮膚における成長,生存および炎症と正に関連し,K17の欠損が腫瘍形成の開始を遅らせることを示した。』原文まま(K17はケラチン17の事)。
これによればケラチン17は腫瘍形成にも関わるものである事が分かります。腫瘍とはWikipediaによれば『自律的に過剰に増殖することによってできる組織塊』とあります。「がん」などもそうですが過剰に増殖する組織なわけです。そしてケラチン17が無い事によって腫瘍の形成が抑制されるのです。有って速く、無くて遅いのならば、どうやらケラチン17は細胞を増殖させる働きがあるようです。さらに上記の発表に「成長、生存および炎症と正に関連……」とありますが成長の速い組織は「がん」もそうですが炎症を引き起こすリスクがあるのでしょう。では円形脱毛症も炎症であるとするならば、円形脱毛症においてケラチン17は豊富にあるのではないかと思うかもしれません。しかし現状では髪が作られない状態なのですからケラチン17が乏しい状態が円形脱毛症と考えた方が適切だと思われます。しかし円形脱毛症でケラチン17が多く存在するのではないかと思われる現象もあります。過去記事において「萎縮毛キャタピラモデル」と称した現象です。
この時はガタガタプスプス……と理由を書いていました。今この場で考えてみると、記事にある曲がりくねった萎縮毛の形成においてはガタガタプスプスよりもカーブの外側の部分が形成されるときは毛根内にケラチン17が復活していたのではないだろうかと想像します。
ケラチン17調べれば調べるほどに円形脱毛症にとって重要参考人でありそうです。
前回の記事では遺伝子の異常でCCHCR1と呼ばれるたんぱく質が不調に陥り、その影響でケラチン17も作られにくいと書きました。遺伝子の異常と書いてしまうと自分の円形脱毛症は運命づけられており、もう抗えないといった印象を受けるかもしれません。そのような場合は下記のページを読んでみて下さい。遺伝子のスイッチとは結構頻繁にオンオフが切り替わるようです。
↑DNAスイッチのオンオフの鍵は食べ物についてこのサイトで書かれていますが、同じページ内に宇宙飛行士の例もあるようにその人を取り巻く環境全て、刺激の全てがオンオフに関わる可能性が有ると私は思います。
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必ず良い芽もある。
良ければ参考にしてみて下さい。
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此方も見てみてください!
円形脱毛症の事がまとめてあります。
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