こんにちは。

あおい堂鍼灸院の今泉です。

 

初診時に円形脱毛症に罹った経緯や原因で思い当たるフシが有るかどうかをお聞きしていますと言うのは以前もどこかの記事で書いた通り現在でも継続中です。ご本人が円形脱毛症の原因だとかキッカケだったなど感じていなくても沢山お話を伺ううちに自然と出てくる内容がそれぞれあります。お話を伺っている時、私の中のセンサーは黒か白かはたまたグレーなのか選別しながらお話を聞いていくのですが、私のセンサーが限りなく黒の疑いが強いものとして感知する内容があります。

その中で今まで数例お伺いしてきたのですが『こんな例もあるのかも知れないなぁ』と私の中で印象づいていたアル事柄に何故か最近頻繁に遭遇するようになりました。

 

 

 

それは何か。

 

 

 

 

それは『むち打ち』です。

 

むち打ちは言わずもがな首に大きな衝撃が加わる事で発症します。難しい言い方をすれば頸椎捻挫ともいわれます(参考:日本整形外科学会web)が、ここでは親しみやすいむち打ち表記で行きます。

で、このむち打ちなのですが世間的なイメージでは交通事故で追突された時などに発症するような雰囲気があります。しかし、冒頭でも書いた初診時におうかがいする内容では交通事故が原因ではありませんでした。

最近も以前もそうなのですが当院におけるむち打ちの原因の1位は、

 

『ヘッドバンギング』です。

 

 

『ヘッドバンギング』とはロックコンサートなどで会場の人たちが曲に合わせて頭を大きく前後に振るノリ方です(正しいかな?)。

勿論楽しい時間を過ごしていただくことはとても大切で重要な事ですがある程度度を超すと首にかかる負担が増して首の筋肉を損傷してしまいます。それがむち打ちの原因と成ります。

そしてむち打ちの発症後(人によりタイムラグが多少あり)、髪が抜け始めているケースが多いのです。これは円形脱毛症の発症です。

 

首・肩・背中・頭部の筋肉の調子で円形脱毛症が発症するのではないかという内容は今までも何度も書いていますが、最近特にこのヘッドバンギングでむち打ちを発症してその後円形脱毛症を発症している経緯の方が多いので、私の中では従来の「数例あり得る事」から「可能性の濃厚な事例」に昇格させました。

 

 

そして、このヘッドバンギングに限らず首への強い加重なども同様に注意すべき事柄です。

同時に「むち打ち」では無いのですが、あくまでも私個人のイメージというか感覚的に思う事として美容室におけるバックシャンプー(またはサイドシャンプーとも)もちょっと警戒すべき事柄に思える時があります。もちろん上手なプロの方がシャンプー台と椅子の高さと距離をキッチリ調整できていれば何の問題も生じない(強調)と思います。

昔ウイッグ会社に理容師として在籍していた時、よくバックシャンプーをしたし、されました。練習でモデルになる時によくあった事なのですが、バックシャンプーをされていると時々乗り物酔い的な感じで気持ち悪くなるのです。これは完全にシャンプー台と椅子の高さと距離、そして手間取っていた時間の長さが関与していると思います。考えてみればバックシャンプーはシャンプー台の端っこに首を載せるわけです。頭部は重さ10キロともいえる重量を誇る中でシャンプー台の端っこがテコの原理の支点の如く頭部の自重によって首を圧迫します。其の事による弊害についてはこちらを検索してみてください(Yahoo!検索:バックシャンプー 危険)。私個人的には理容師でもある事からバックシャンプーよりもスタンドシャンプーの方が合理的だと思えるのですが、お化粧している人の場合はどうしても不向きなので致し方ないですね。美容室でバックシャンプーをする際には少しでも気持ち悪くなってきたら、またはシャンプーの体制をとったけど何だかシックリこなかった場合などは何度でも調整し直した方が良いと思います。きっと美容師さんもその方が安心できると思いますので遠慮しないでも大丈夫でしょう。ご自分の身体が大事です。

ちなみにこのバックシャンプー、なかなか技術が要ります。新米の理容師勉強中の頃は(免許取ってからも時々……(;^ω^))モデル・お客さんのどちらも襟をビショビショにしてしまうミスを連発していました。シッカリ攻めの姿勢で洗おうとすると襟がぬれるし、保険を掛けると襟足に泡が残っていたり……。自分の袖が濡れるなんてことは当たり前田のクラッカー(トシ ガ バレマス)。濡れないようにシャンプークロスをシッカリ巻き過ぎると息が苦しくなるし……。まぁ(主に)新米の頃の思い出ですね(ナツカシィ)

 

閑話休題

 

ヘッドバンギングによるむち打ちについての話に戻します。

このヘッドバンギングによるむち打ちは当然円形脱毛症発症の全てではありません。それ以外の原因と思われる事も沢山ありますし、たとえむち打ちをしていても関係なかった場合などもあると思います。

ただ怖いというか私の想像でしかありませんが(MRIなど細かい検査が私にできるわけでは無いのであくまでも想像です)、むち打ちの痛みなどの症状がなくなったとしても首深奥の筋肉の損傷はまだ完全ではない可能性も、多くの人の発症の時系列を見ていると感じる事もあります。

よく円形脱毛症がどうして発症するのか分からないと言われていますが、私の考える中では直接髪の毛と関係なさそうに感じられる、日常生活による既往歴も洗い出してみると何か分かりかける事もあるかも知れませんよ。

 

よろしければ参考にしてみてください。

 

 

 

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