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あおい堂鍼灸院の今泉です。

 

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前回の記事ではホクロの形成について私なりの推測を述べて、

話を脱毛部のホクロの話に戻すところまで書きました。

 

では早速続きです。

 

このブログでは円形脱毛症とメラニン色素との

疑われる関連については色々と述べてきました。

(参考過去記事:円形脱毛症は自己免疫疾患!?(5)

筋肉⇒メラニン⇒髪⇒炎症などなどetc)

そもそもホクロが私の推測通りにウイルスや細菌の感染によって

引き起こされるとするならば(あくまでも私の仮説です)、

そして感染がメラニン色素の異常を引き起こすとするならば

円形脱毛症のメラニンに対する毛髪への免疫攻撃も納得できそうです。

その感染の印があったとしたら脱毛部にある(場合もある)

大きな隆起したホクロなのではないかと考えてしまいます。

 

皆さんはこのような画像をご覧になったことがないでしょうか?

※画像:Yahoo!画像検索(菌 コロニー)

菌が増殖するとコロニーを形成します(ウイルスはしませんが)。

これは画像を見てみていただければお分かりになると思いますが

たいてい丸くて円形なのです。

とは言え、実験用シャーレの中ならばきれいに円形になるでしょうが

生きている人間の頭で実験のように

きれいに丸くなるかと疑問に思われる方も多いと思います。

でもですね『たむし』という病気があります。

これは円形または楕円形に症状が形成されます。

参考:(第一三共ヘルスケアweb)などをご覧ください。

この症状の形状を見て円形脱毛症との視覚的な共通項を

私は感じてしまうのです。

あくまでも可能性の一つとして考えてみてくださいね。

各人によって異なるが円形脱毛症の数多くある(だろう)原因の一つ

ウイルスまたは細菌感染によるメラニン色素異常の可能性を。

ではもし(ウイルスではなくて)菌の感染が原因だった場合、

「抗生剤を塗布または服用し続ければ円形脱毛症が治るか?」と言われると

今までそのような人にお会いしたことがないのが現実です。

むしろ円形脱毛症の病院における治療法はステロイドが主流だと思います。

ご存じのようにステロイドは良くも悪くも免疫力を下げて炎症を鎮めます。

感染が円形脱毛症の原因だった場合、免疫力が下がれば炎症は治まりますが

その代わり菌が繁殖しやすくなり症状が悪化してもおかしくありません。

ところが実際にはステロイドを使用すると多くの場合円形脱毛症が好転傾向になります。

この現実をみればウイルスや細菌感染はないのかなぁと思えますが、

このような仮説はどうでしょう?

ウイルスや菌に感染した細胞は原因菌や原因ウイルスが死滅したとしても

細胞に傷跡を残す。

……かも知れません。

今年の夏も『手足口病(wikipedia:手足口病)』が流行りました。

あれは私も3~4年前になりました。

手足に湿疹が出た後に湿疹の出たところの皮膚がベロベロ剥けるのですね。

参考(Yahoo!画像検索:手足口病 皮むけ)

病勢としては大分落ち着いて熱もなくなってから剥け始めたように記憶しています。

つまり身体の中ではウイルスが免疫にやっつけられてから皮がむけ始めます。

なぜ皮がむけてしまうのか?

湿疹ができたところの皮はもうボロボロで役立たないから?

それともウイルスに壊されたから?

どちらにしても一度ダメージを負った細胞は

身体から排除されるシステムが有るようです。

1例としては日焼けも紫外線で壊された表皮の細胞が剥けてきますね。

これを円形脱毛症に当てはめてみると……。

①ウイルスまたは菌に侵された皮膚やその下にあるメラノサイトがダメージを受けた。

②ダメージを受けた組織は正常な活動が出来なくて不良メラニンを作り始める。

③全身をパトロールしている正常な免疫細胞が感染した不良細胞を駆逐する。

④毛髪に含まれるメラニンも攻撃対象の為、結果として髪が萎縮毛化する。

⑤円形脱毛症発症

 

円形脱毛症のアルアルでいうと、

発症の前と発毛の直前に頭皮がやたらとフケっぽく成ることがあります。

このフケっぽいというのは新陳代謝が盛んであることによるものでしょうが、

従来その場所にあった表皮細胞に何らかの異常が有って

正常な状態に戻る過程とも捉えられます。

そうでなければそこまで新陳代謝が盛んになる理由が見当たりません。

悪くなる時のフケっぽさは、ウイルスや菌に毛根が侵食されかけているのを

新陳代謝によって排除しようとする身体の防衛機構かも。

良くなる時のフケっぽさは手足口病の皮むけの様に

ダメージを受けた細胞を新しい正常な細胞に入れ替えるための新旧交代劇かも。

……などという可能性を考えています。

 

ココまで書くと円形脱毛症の原因イコール感染症と読めてきてしまうかもしれません。

でも感染論は数ある原因中の一つとして私は捉えています。

菌が悪いと言っても頭皮にある表皮ブドウ球菌は発毛直前に深く関与していると考えていますし、

悪玉菌も頭皮の良好な環境を守るための必要悪でもあると捉えています。

筋肉のトリガーポイントも円形脱毛症の発症原因の一つとして考えていますし、

神経の圧迫なども可能性が高いと考えています。

それらの一つが、または複合的に重なった結果が

円形脱毛症発症につながると思います。

 

幅広くて参っちゃうような円形脱毛症の原因と鍼灸治療法を

各個人に合せて考えた時にホクロはとてもヒントになりえる

生きた資料であると考えています。

 

 

蛇足です。

折角ホクロを書いたので分野は美容鍼灸に成るかもですが

こんな事も鍼灸はデキルンデス紹介です。

私の頬の画像(拡大)です。

15年位前より頬にホクロが出来て徐々に大きく成長しました。

何だか嫌だなぁと思い

半年くらい前に鍼で処置しました。

その時の画像です。

緑色の丸のホクロのみ処置しました。

下方のオレンジの丸は位置関係を分かりやすくするために印を付けました。

恣意的な加工をしたわけではないのですが

微妙に画像の大きさが異なり切り取った時に若干の大きさの誤差がでました。

 

 

ホクロの大きさは正確に測ったことは無かったのですが

恐らく8~9mm程度でした。

数年前に皮膚科医に悪性黒色腫ではないと診断を受けていたホクロです。

少し特殊な鍼で1か月くらいかけて徐々に除去しました。

その鍼は円形脱毛症の治療にも使用する事のある特殊鍼です。

蛇足でした。

 

まぁホクロについて長々とお付き合いいただきありがとうございました。

まだ何か書き足りない、書き忘れているような気もしますが

思い出したらまた書きます。

よろしくお付き合いください。

 

此方も見てみてください!

円形脱毛症についてもっと詳しくまとめてあります。

※上記サイトはリニューアルのため令和元年9月中旬よりリンクしています。

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