こんにちは。
あおい堂鍼灸院の今泉です。
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前回の記事では男性型脱毛症と円形脱毛症の蛇行型とでは
気の動き方が違うと書きました。
どうちがうのか、
感覚的にはジワジワ~とドッカーンの違いです。
男性型脱毛症は長い年月をかけて血が少なくなるため
円形脱毛症の様に一気に抜け落ちていくという事はありません。
また抜けたままで生えないというわけでもありません。
男性型脱毛症は生えてきた産毛の成長が著しく緩慢になることによって
細い髪が増えて毛量が減少することに問題が生じます。
一方で蛇行型はどうでしょうか。
男性型に比して抜けるときの進行速度は速いと思います。
また男性型の様に抜け落ちた後に産毛が生えてくるとは限りません。
この違いがあります。
そしてこの蛇行型、身体に一体何が起きているのか?
知りたいですよね。
私もさんざん考えました。
どうして側頭部と襟足および前髪が無くなるのだろうか……と。
この形状はいったい何なのだ……と。
そして私の思う東洋医学の本質である「人体に生じた出来事を自然界の現象に例える」で考えました。
上方が豊かで下方がそうでないもの。
ナンダロウ・・・・ハテ・・
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ありました!
それは『キノコ雲』です。
ご存知の通りキノコ雲は火山の噴火や爆弾の爆発のような現象が生じたときに姿を現します。
キノコ雲は上方に煙(?)が多く(豊か)で下方はそれに比べて貧弱です。
これ以外には思いつきません。
はぁ?キノコ雲だと~。
と、思わずにもう少しお付き合いください。m(゚- ゚ )モウスコシダケ
wikipediaでキノコ雲を検索してみましょう。
そうするとこんな画像が掲載されています。
これはキノコ雲の中及び周囲の気流が描かれたものです。
温かい熱気は赤で、冷たい冷気は水色で書かれています。
見てみると熱気が上昇して一番上部まで到達すると今度は横に広がって対流しています。
そして下方では水色で書かれた冷気が熱気に引き込まれるように吸われています。
これを髪に適用してみましょう。
今、思い出してみてください。
このブログでは「髪のコゲ理論」を以前から何度もしつこく書いて来ました。
『髪は陰である血が陽である気に焦がされて生じるものである』
というのが私のコゲ理論です。
つまり、こうです。
蛇行型を生じるという事は何かしら(特定できない個別のケース)のイベントにより
気が火山の噴火の様に一気に突き上げた事によって生じる円形脱毛症である。
突き上げた気(陽:熱気)はキノコ雲の様に上昇して
身体の一番上部である頭でキノコ雲のように横に広がり対流する。
対流の下方では上昇する気に引き込まれるように血(陰:冷気)が上昇気流に吸われる。
その結果上方では気は勿論下方で巻き込んだ血も豊富であること。
下方では本来その場にあるはずの血(冷気)が上方に吸い込まれ脆弱になる現象が生じる。
先ほどの図に書き足してみるとこうです。
これがあおい堂鍼灸院の蛇行型を形成する模式図としたいと思います。
本日はココまで。
此方も見てみてください!
円形脱毛症についてもっと詳しくまとめてあります。
※上記サイトはリニューアルのため令和元年9月中旬よりリンクしています。
そして、
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