こんにちは。
あおい堂鍼灸院 院長の今泉です。
前回は円形脱毛症において毛髪を攻撃することがそのまま免疫細胞の異常を示すことでは無いのではないか!?
免疫(リンパ球)は毛髪の異常を感知して職務を正しく遂行しているのではないだろうか?
では、一体毛髪の異常とは……?!
と、いうところまで書きました。
早速続きです。
これ↓↓↓を見てください。
『抜け期』の頭皮です。画像の幅はおよそ6mm程度。その中にいびつな髪(萎縮毛)が多く見受けられます。
そしてそれぞれの髪の根元を見ると太さも違えば、色も違います。
太さが違うのは毛根近くでリンパ球に食べられた(攻撃された)為に細くなっています。
そしてここで注目していただきたいことは『色』です。
毛先方向の黒髪に対して根元は赤茶けているように見えますね。
実は人間の髪の毛には毛髪の色を決める色素が二つ存在します。
ユーメラニンとフェオメラニンです(wikipedia参照)。
この2つのメラニンが人の毛髪には存在し、それぞれの含まれる割合で髪の色が決まります。
ざっくり言うとユーメラニンが多ければ暗色の毛髪に成り、
フェオメラニンが多いと赤茶けてきます。
この知識をもとにもう一度上記の画像を見ると、リンパ球の攻撃を受けている部分は赤茶けています。
と、いう事は攻撃を受けている部分はユーメラニンが少ないのではないだろうかと分かります。
元々は黒髪だったのに、なぜ???( ̄_ ̄ i)
……つづく
こちら↓↓↓も見てみてください。
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あおい堂鍼灸院は1月6日(土)より治療開始です。