こんにちは。

あおい堂鍼灸院 今泉です。

 

昨日の記事では『円形脱毛症は自己免疫疾患ではない』との私独自の見解を示しました。

では何の原因と考えているか?……とのところで終わっていました。

 

では早速続きです。

私の考える円形脱毛症の原因は自己免疫の変調ではなく、毛髪の変調です。

そうです。

攻撃するリンパ球ではなく、攻撃される毛髪に問題があるのが円形脱毛症であるという考えに至りました。

これを読んで「え~、でもそれだったらステロイドを使用して円形脱毛症が治るのは何で?」と思われた方もきっと多いと思います。

確かにステロイドは免疫反応を抑え炎症をなくし、円形脱毛症を改善に導きます。

でもそれだけでは状況証拠なだけであり、

リンパ球が変調をきたし円形脱毛症を発症する決定的証拠にはならないと思います。

 

たとえ話ですが、リンパ球をはじめとする免疫は何かの製品を作る工場の検品係と言えないでしょうか。

工場で作った製品に不備がないか、工場のラインからあがってきた製品を検品係は細かくチェックします。

そして不備を見つけた場合検品係はその製品を市場に出さないようにラインから排除します。

「がん」などの場合、人間の体に中で毎日何千個というがん細胞が作らているといわれますが、

その人が「がん」にならずに済むのは、検品係である免疫が確りとラインから外しているからであります。

これが円形脱毛症で言うところの抜け毛や脱毛の状況です。

そしてステロイドは検品係に休暇を取らせる、または人員削減をする人事のような働きをします。

検品係が減ると当然すべての製品に目を配ることが難しくなり、市場に出荷される製品の中には不備のあるものも含まれていく事でしょう。

そうすれば本来は排除される不備のある製品である毛髪もそのまま排除されずに市場に出ていき、

抜けず頭皮に生えていることができます。

傍から見ればそれは円形脱毛症が治っているように映ることだと思います。

でも……。

(つづく)

 


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