パソコンの調子が悪いです( ;∀;)
立ち上げまでの時間はそこそこなんですが、そこからネットに繋がるまでにやたら時間がかかることが多くなりました。
下手するとグルグル回ってるのを20分くらい眺めてることがあります。
しかも最近、ネット閲覧時に急に場面が真っ暗に落ちることが多発するのです。
(しばらく待てば元の画面がつく)
もしかして、もう買い替えなくちゃいけないの??
このパソコンは2000年にWindows10問題で買い替えたもので、新品とは言い難いですがまだまだ使い倒したい程度です。
実際問題、先代のパソコンは10年近く使っててまだ使う予定でした。
(Windows10問題の為、仕方なく買い替えた)
諸々値上げされてお財布が厳しい昨今、パソコンの買い替えなどという大型の出費は控えたい!
どうかあと数年はお付き合いしてくれ~と祈りながらパソコンを使う日々でございます。
そしてこんな記事を書いてる今日はパソコンの具合はすこぶる良い。
↑とか書いた途端に固まった!!
出来ればロサンゼルスオリンピックまではお付き合いしてね![]()
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『パーフェクト・ブルー』(著/宮部みゆき)
宮部みゆきさん長編小説デビュー作。
手に文庫は2019年に宮部さん長編デビュー30周年を記念して出版された新装版で、巻末には30年間の著作リストが掲載されてました。
もともとが1989年の作品なので古い表現(携帯電話が無かったり、空襲経験者がまだ労働世代だったり)もありますが、物語に古臭さはまったく感じさせません。
最初はほんの小さな、事件にもならないような事件を取っ掛かりに、主人公たちが大きな陰謀の渦に巻き込まれていく。
物語の展開にスピード感がありながら、不自然さもなくストーリーに引き込まれていきます。
初期の作品『魔術はささやく』や『レベル7』でも感じたのですが、物語が深まれば深まるほど悲しい暗さが付き纏うのが宮部さんの『色』なのでしょうか。
作品のテーマや展開の重さを、マサやマサの飼い主である蓮見一家の明るい人柄がカバーしているようにも思えます。
宮部さんの物語の登場人物は理不尽な運命にも抗える『強い』人たちなのです。
登場人物それぞれの抱えている悩みを含め、読み応え抜群の一冊でした。
ただちょっと残念なのがタイトルが何となくネタバレっぽい事ですかね。
今の宮部さんならもっと違った、含みを持たせたタイトルを付けるんじゃないかと思います。