同じ道を一緒に歩いてたつもりだったのに
目を閉じ数歩進んだだけで
君と僕は 全然違う景色を見てた
それを寂しく感じたり 誇らしく思ったりするのは
やっぱり君のことが 好きだから
目を見て笑って欲しい
ちゃんと僕を叱って欲しい
遠慮なんてせずに
感じた全てを僕にぶつけて欲しい
君の感情丸ごと 正しく受け止めれる自信は まだ無いけれど
壊れることを恐れたら 僕らの未熟な心は 伝わらなくなってしまう。
行き着きたい場所も なりたい自分も
こんなにはっきり 描けるのに
選ぶべき道順とか とるべき手段だとか多すぎる選択肢に
僕らは途方に暮れて 立ち止まってしまう
同じ道を一緒に歩いてたつもりなのに
僕は僕の、君は君の道を一人で歩いていた
もしかしたらこの二つの道は どこまで歩いても
一つになることは無い 孤独な道なのかもしれない
目指してる場所も 眺めている景色も
心に映る本当のことは 自分自身しか知らなくて
だから
目を見て笑って欲しい
ちゃんと僕を叱って欲しい
その全てに僕は 全力で答えるから
隣に居なくてもいいよ
違う明日を見ていてもいい
僕は君が好き
どんなに離れても ずっとずっと好き
一人きりの部屋 夜の窓の向こう
今年初めての雪 ちらついてた
君も気が付いて 空にそっと僕は願う
突然届いた 君からのメール
書かれてたのは たった一言
とても幸せな たった一言
「雪が降ってるよ」
・・・同じもの、見ていたんだね。