今回も8月中旬に行いました『TeaTime〜摂食障害交流会〜』の配信内でお答えした質問に文章で改めてご回答させていただく記事になります。

 

こちらに関してもイベントからしばらく経ってのご回答になってしまい、大変申し訳ありませんでした。

 

 

イベント内で母が回答していたことと交えて、より詳しくこの疑問について深掘りしていきたいと思っておりますので、ぜひ動画のアーカイブと併せてご参考にしていただければ幸いです。

 

※イベントのアーカイブはこちらから※

 

(概要欄にチャプターも付けておりますのでぜひご活用ください)

 

 

 

 

 

【子どもが摂食障害だったら恥ずかしい?】

 

 

さて、今回いただいた質問は以下のとおりです。

 

 

 

親に精神科に行くのが恥ずかしいって言われました。

子供が摂食障害になったら恥ずかしいですか?

もう相談しないほうがいいですか?

 

 

質問箱への投稿ありがとうございます!

今回は当事者の方からですね。

 

 

結論から申しますと、私も母も、摂食障害になった当事者に対して『恥ずかしい』と感じことがありません

なぜなら、摂食障害は『障害』や『病気』であり、本人も困っていることなので恥ずかしい・恥ずかしくない以前にどうしようもないものだからです。

 

 

私も当事者として摂食障害に振り回されていた時期は

「家族や親戚に恥ずかしいと思われないか」

「摂食障害の症状が恥ずかしくて辛くてもとても他言できない」

などと思っており、なかなか人に相談するのが難しくなっていました。

 

 

しかし今思えば、

恥ずかしいと思ってやめられるのであれば、こんなに辛いものはすぐにでも捨ててしまいたいのに、それでも手放すことができないから苦しんでいるわけで、

そこを「恥ずかしい」と言われてもこちらとしても何も対処することができません。

 

例えていうならば、

風邪をひいた人に対して「咳をするのは恥ずかしい」と言われても

症状として”出てしまう”ものなので押さえようがないし、それは風邪をひいた当事者自身が悪いわけでも、恥ずかしいわけでもありません。

 

強いて言えば

風邪をひくとわかっているのに土砂降りの中に飛び出して散々暴れ回った挙句、「ほら言わんこっちゃない!」というくらいに翌日風邪をひいて寝込みました、

なんていう”理由”であれば「恥ずかしい」と思うことはある気がしますが……

 

摂食障害に関してはきっと誰しもがなりたくてなっているわけではないと思うので、この例には当てはまりません。

 

 

そのため私個人としての意見で言えば、質問者様は摂食障害を持っていることを恥ずかしいと思う必要は全くないと思います。

 

 

 

また、母も私とほとんど同じ意見のようです。

 

当時のことに関して私を「恥ずかしい」と思っていたかどうかを聞いてみましたが、母の回答は「”摂食障害が恥ずかしい”というよりも、”体や精神面での心配”の気持ちが大きかった」でした。

 

 

 

 

 

【もう相談しないほうが良い?】

 

とはいえ、質問者様は実際に「恥ずかしい」と言われたのは事実であり、私たちの考え方も万人のうちの小さな意見にしかすぎません。

 

したがって、もう相談しないほうが良いかについては、実際の質問者様の親御さんの様子によって変わってくると私は考えています。

 

 

私が思いつくパターンとしては、以下の3つが挙げられます。

  1. 摂食障害に関する知識が浅い場合
  2. 摂食障害の感覚を全く理解できない場合
  3. 八つ当たり

そして、1.の場合は引き続き相談に乗ってもらえないかチャレンジしてみるのも手ですが、

後の2.と3.に関しては、お互いの精神衛生上・そして質問者様自身の心身を守るためにも相談を控えるという選択肢を選ぶことを視野に入れて考えたほうが良いかもしれません。

 

 

 

ここでのポイントは「なぜ摂食障害を”恥ずかしいもの”と捉えているのか?」という点です。

 

 

摂食障害を恥ずかしいと思う理由は

 

  • 摂食障害の症状が衛生上良くないから
  • 精神疾患に対して「頭がおかしくなってしまった人」というようなイメージがあるから
  • 精神科や心療内科に通うと「変人」というレッテルを貼られるようなイメージがあるから
  •  大量に食べたりする姿が自己管理できていないようなイメージだから

 

などが多い気がします。

 

これは人によってそれぞれなので一概には言えないのですが、

それでも皆さんそれぞれに何かしらの理由や考え方があるから、摂食障害の症状に対して否定的な意見を持っています。

 

 

 

当事者の方はもしかしたら、同じような理由で自分が「摂食障害だなんて恥ずかしい」と思っている方も多くいらっしゃるかもしれませんね。

 

 

ちなみに私は母や主治医がはっきりと「別に恥ずかしいものではない」という言葉と態度を続けてくれたおかげで、あまり長い時間このような考えに苦しむことはありませんでした。

 

でもやはり初めの頃は、自分自身が摂食障害であることに恥ずかしさを覚えていましたし、

そこまで深く恥ずかしいと思っていなかった私でも、

友達には恥ずかしさ故に「引かれるんじゃないか」と思って打ち明けられなかったり、寛解してからもなかなか自身の体験をオープンにすることができなかったりしました。

 

 

 

比較的周囲に受け入れてもらえている方だったであろう私でさえ『恥ずかしい』という感覚を払拭できなかったのに、

実際にご両親からそのように言われてしまったのであれば「もしかしたら、本当に恥ずかしいことなんじゃないか……」と思ってしまうのは仕方が無いですよね。

 

 

そのため、"果たして自分の相談する相手がどのようなタイプなのか?"を

コミュニケーションや性格や態度から分析して、自分にとってもお互いにとっても最善の距離感を保てるようにできるのが理想ですね。

(この作業がなかなか厳しくて難しい部分なのですが😅)

 

 

以下からは、最初にあげた3つのパターンにわけて

私なりの考えと解決策のご提案をさせて頂きたいと思います。

 

一参考としてご自身なりに活用してくだされば幸いです。

 

 

 

 

✓摂食障害に対する知識が浅い場合

 

これは質問者様の親御さんが、摂食障害または精神科・心療内科に対して偏ったイメージを持っていたり、まだまだ知らないことが多かったりすることですれ違ってしまっているパターンです。

 

 

偏ったイメージや偏見によって周りから変に思われるんじゃないかと感じたり、当事者を変だと感じてしまっている状態なので、

この時点では本当に受け入れられないのか、はたまた説明すれば納得がいくのか、定かではありません。

 

 

そのため、もし通院をしてらっしゃるのであれば主治医に相談して改めて親御さんに説明をしてもらうのも1つの手段です。

 

また主治医の説明だけではうまくいかない場合は、

摂食障害関係の本や経験者のブログ・note・SNS、摂食障害支援センターのホームページや摂食障害ポータルサイトなどを使って知識を深めてもらう方法もあります。

 

 

 

個人的にとてもおすすめの情報源として、

おちゃずけさんの『10代のための もしかして摂食障害?と思ったときに読む本』という書籍(マンガ)があります。

 

内容には“摂食障害とは?”という基本的な情報に加え、経験者・当事者のリアルな声や“周囲の人はどんなことをしたらいいの?”という支援のポイントなどが詰まっており、当事者だけでなく支援者(家族・友人・職場・学校)も役に立つ本です。

 

アマゾンで購入できますし、私は学校の図書館に依頼して置いていただいたのを借りて読んでいたので、もし学生さんであれば図書室の職員さんに相談してみてくださいね。

 

 

 

ただ知識が足りず、イメージがすれ違いを生んでいるのであれば、

摂食障害を「こういう病気なんだ」と捉えられれば万が一受け入れられずに「嫌だな」と思うことはあっても「恥ずかしい」と感じることはあまり無いと思います。

 

質問者様本人がお読みになるだけでなく、知ってほしい家族や大事な人に「これ読んで!」と一冊手渡してみるのも良いかもしれません。

 

※リンクはサイトのルール上、載せることができなかったので、ご自身で検索されるか、第1回TeaTime~摂食障害交流会~のyoutube概要欄からとんでいただければと思います💦

 

 

 

 

私も「恥ずかしい」と言われた訳ではないですが、母とどうしても分かり合えずにギクシャクする日々が続いた時期がありました。

 

当時の私は分かり合えないことが辛すぎて

「いっそ母じゃなくて他の人に救いを求められたら良いのに」と思っていましたが、

実際はそんな訳にもいかず(相談しようと思えるほど信頼出来る人がいなかった)、結局母の所へ行って挑んでは喧嘩して、同じことを繰り返してしまっていました。

 

当然母も「また……」という顔は隠せる訳もなく、私は都度、母の苦しい顔を何度も見ることになりました。

 

次にチャレンジしても、また苦しい思いをさせてしまうんだろうなあ……とも分かっていました。

 

でもまだ母の所へ行ってしまうのは、決して母を不快にしたかった訳ではありません

母のことが大好きが故に、罪悪感や申し訳なさを抱えながらも、そのような行動移ってしまっていました。

 

ただ、他の誰でもない“母”にわかってもらえることが重要だったのです。

そうして私は「わかって欲しい」の一心で母を苦しめてしまいました。

 

 

これは見方によっては私の悪いところなのかもしれませんが、一番わかってほしいと思う相手には、伝わらなくても傷ついても、何度もチャレンジしてしまうことがあります。

 

今は意見の違いが生じた時、お互いにとってベストなちょうど良い落とし所を見つける癖をつけるように練習中なのですが、

やはり頼れる先が限られるような慎重な案件ほど、上に書いたように一心不乱に、視野が狭くなってしまうと自覚しています。

 

 

質問者様が私と同じような条件下であるかは定かではありませんが、

もしこの記事を読んでくださっているのが支援者の方の場合、

こうやって助けを求めに来るパターンもあるんだなあ……と頭の片隅に置いておいていただけたら嬉しいです。

 

また、イメージとして摂食障害をとらえている支援者の方へ、

このように摂食障害という病気や症状・性質を知識として蓄えて「理解する」ということを是非やってみてください。

 

知識が増え、物事を多方面から考えられる状態になれたら見えてくる背景があるはずです。

 

 

 

 

摂食障害の感覚を全く受け入れられない場合

 

1つ前のセクションでもお伝えしましたが「理解」と「受け入れる」は全く違います。

 

今回のパターンは「理解」はできても「受け入れる」ができないことがわかっている状態

つまり、何度もチャレンジしてみたり、知識もつけてもらったりして、それでも相手に「受け入れられない」とわかったときです。

 

 

 

具体的に言えば、

病気について細かく説明もした上で「摂食障害とはこういうものなんだ」と解ってはいるものの、”やっぱりどうしても受け入れられない・受け入れたくない”とはっきり言われた

場合などがこれにあたります。

 

結論から言うとこの場合は、辛いかもしれませんが

その人にはもう相談しない選択をする方が良いと私は考えています。

 

 

どんなことでも、相手が家族だろうと親友だろうと、自分と他者は別人である限り、

考え方や価値観・受け入れられるものや受け入れられないものが違うのは当たり前のことですよね。

 

 

 

例えば好き嫌いだったら、

私はパクチーが苦手でどう頑張ってもパクチーを”受け入れる”ことはできません。

 

そのためいくらパクチー好きの人に「美味しいんだから食べてみてよ!!!」とパクチーの魅力を熱弁されても「いや、無理だからあああ!」となるだけです。

 

もしその友達が大好きな人だとしても、自分が「嫌だ!」「無理!」と言っているのにもかかわらず、いつまでも諦めずパクチーを食べることを強要してきたら、さすがに喧嘩になってその人のことを嫌になってしまうかもしれません(笑)

 

でもパクチー好きの人がいて、パクチーのどんなところが魅力的だと思っているのかということは”理解”できます。

 

 

それと同じで、摂食障害もどんな病気でどんな症状が出てしまうかは理解しようと思えば理解できることですが、その症状を受け入れられるかどうかは別問題になるのです。

 

 

 

 

そうした言葉では言い表せない感覚的価値観が合致しないのであれば、そこで無理やり合致させようと頑張っても永遠とお互いに消耗してしまうだけで、そこに終わりはありません。

 

 

 

現在の私もどうしても母と分かり合えないだろうな、というところはあります。

 

でもそれはいくら説明しても母と私の感覚が合わないだけなので、一度話してみて「ああ、これは共感できないやつだな」と思ったら”相手のような考え方もあるのね”と理解した後はその話題を無理に出すことも、理解しようと頑張ることもしないことに(個人的に)しています

 

でもこれで母と壁ができてしまうことはありません。

 

寧ろ母のことが大好きだからこそ、

どうしても受け入れることができないところばかりを頑張って伝えようと話して嫌になってしまわないように、あえて「頑張らない」という選択をしているのです。

 

 

ただこれは母以外に悩みを打ち明けられるようになってからできるようになったことで、

当時は母以外に悩みを話せる人がいなかったのでだいぶ苦しめられました。

 

ただそれは私の性格として、

自分の深い部分の話を自分をよく知らないであろう人(保健の先生や学生相談員さん・地方自治体の相談員さんや心の相談窓口……等)にするのにはかなりのエネルギーを消費するし、あまり乗り気になれなかったというのがあったからです。

 

 

中には顔見知りでは無い誰かの方が話しやすい!という方もいらっしゃいますし、

もし質問者様が第三者に話すことに抵抗が内容であれば、以下のような方々にお話してみるのも手かもしれません。

  • 保健の先生、担任の先生、話しやすい先生(学生限定)
  • 学校または会社の心の相談窓口(学生相談室、社内相談室など)
  • 保健センターなどの相談窓口
  • 病院の先生(通院している方や受信を検討されている方)
  • ピアサポーター※1
  • 相談ほっとライン(摂食障害全国支援センター)※2

     

 

最近少しずつ比較的いろいろな人に自分の話をできるようになった私ですが、

自分なりの感覚では『誰かに相談しよう!』と決断して行くときは『相談』ではなく『自分語り』『雑談』としてチャレンジしてみると話しやすくなっておすすめなので、ぜひ試してみてくださいね!

 

 

また以前の私のように自分を知らない人には相談しにくい!!という方は

私が先日開いたような『Te Time 〜摂食障害交流会〜』のような、

当事者同士でおしゃべりできる場所であれば、もともと摂食障害に関わりがある環境で生きてきている人たちが集まることがほとんどなので、意外とすんなり自分についてオープンに話せることがあります。

 

 

集まった人のお話を聞いているだけで心が軽くなることもありますし、自分の話について共感してもらえたり、中にはアイデアや意見をもらえる機会も少なくないです。

 

 

 

私も来年の1月末にはもう一度交流会を開こうかな〜と考えていますので、

ご都合よろしければお気軽に遊びにきてくだされば嬉しいです😊

 

 

※1

私自身も日程 応相談で【オンライン談話室】を受け付けております。また、DMや今回のような質問箱でも気軽にご相談くださいね。

私の他にも様々なピアサポーターの方がSNS等で活動されていますので、是非ご自身の考え方や発信する言葉・雰囲気が心地良い方を選んでいただければと思います。

 

※2

こちらの相談ほっとラインは、国立国際医療研究センター国府台病院心療内科で運営している電話相談先で、各地域の相談員さんが火曜日・木曜日・金曜日 9時~15時で相談を受け付けているサイトです。

 

学校や仕事があるとなかなか時間が取れないかもしれませんが、

もし平日の日中にご都合の合う日がありましたらこちらも活用してみるのも手です。

 

私が摂食障害に苦しんでいた時期はこのようなサイトが見つけられていなかったので、残念ながら流れや雰囲気をご紹介することはできないのですが、サイトに記載されている情報を一部こちらに記載させていただきますので、よければご参考にして下さいね。

 

※私なりに言葉を加筆している部分や表現を変更している部分があります。詳しくはサイトをご覧ください。

 

  • 当事者だけでなく、当事者家族、学校関係者、医療福祉専門職の方の相談にも対応
  • 質問集にも『こういうときはどうしたらいの?』という質問と回答が載っている
  • 電話相談前に
    1)相談者(本人・母・父・その他の家族・学校関係・友人・その他)
    2)お住まいの都道府県、市町
    3)当事者の年齢・性別
    4)当事者の身長・体重
    5)当事者の学年・職業
    6)特にお困りの症状
    7)医療機関に通院中かどうか
    8)医療機関の紹介を希望されるか

⏬以下のリンクからアクセスできます⏬

 

 

 

 

 

八つ当たりの場合

 

これは『理解』『受け入れられる・られない』は関係なく、

いわゆる”心にも無い言葉”で、状況として言った本人に余裕が余裕がないときに起きてしまうことです。

 

 

摂食障害には当事者だけでなく、その家族にも大きなストレスがかかる場合があります。

 

そのストレスの原因は、

心配だったり、「死んでしまうのではないか」という恐怖だったり、うまく支援できていないという無力感だったり、治療費・学費・生活費・食費などのお金の問題だったり……

人によって様々です。

 

また、当事者家族も一人一人の生活がありますから、

摂食障害が原因で起こるストレスに加えて、職場や学校・地域や家族、その他人間関係などでも日々いろんなストレスに晒されることがあります。

 

 

これは私自身も気をつけていることですが、人は誰でも

自分がいっぱいいっぱいの時は、誰かを助けることはできません

 

 

時には感情的になったり、大切な人に心にもないことを言ってしまうことは誰にでもあることだと思います。

 

 

 

しかし、一時の感情だったとしても、

傷つく言葉をかけられた側は当然の事ながら悲しい気持ちになりますよね。

 

 

先ほどお伝えしたように、自分自身のことでいっぱいいっぱいの時は誰かを”支援”することはできないので、

この場合は”その人に余裕が出るまで一旦離れて待つ”か、

1つ前のセクションと同じく”その人ではない人に話す”つまり”その人には相談しない”と言う手段で自己防衛することが吉のように私は思います。

 

 

自分と同じように支援者もまた”人”です。完璧な人間などいません。

 

でもだからこそ、それぞれの適切な距離感を見つけてコミュニケーションをすることでお互いの心地良い関係を築くことができるし、

いろいろな人の”できるところ”に力をもらい、自分の”できること”で誰かの”できないところ”に手を差し伸べることができます。

 

 

質問者様の親御さんがどのような状況なのかを私が把握することはできませんし、

親御さんの状況を親御さん本人以外が意図的に変えることはできません。

 

そのため、これから少しずつでいいので質問者様本人が親御さんとの適切な距離感をコントロールできるようになる練習をしていくことを私からはお勧めさせていただきたいと思います。

 

私も最初は苦労しましたが、親御さんに限らず、出会った人ひとりひとりに対して

『変えられるのは他人ではなく自分』『自分が距離感をコントロールする』というキーワードを意識して過ごすだけで全く違いました。

 

自身のメンタルを安定させる力にもつながりますし、コントロールできる場面が多くなってくれば自分の毎日を心地よく過ごせるようになるのでぜひチャレンジしてみて下さい。

 

 

 

 

 

おわりに

 

繰り返すようですが、摂食障害は病気ですから、そもそも「恥ずかしい」ものではありません。

 

親御さんの価値観を否定するわけではありませんが、

「理解」ことと「受け入れる」ことは違う

私がそう考えているということは、質問者様・親御さん限らず皆様にお伝えしたいことになります。

 

 

理解して受け入れてもらえるのが理想郷ですが、なかなかそうもいかないことが多く、

受け入れてもらえない相手が自分のいちばん理解して欲しい人であれば尚更辛いですよね。

 

ぜひこの記事を読んでいる方が”支援者”である方であれば、

私は完全に「受け入れる」ことができなくても「そういうことがあるんだ」と肯定して理解していただければそれで十分だと思っているので、

ぜひ摂食障害という病気がどんなものなのか少しずつ調べてみていただければと思います。

 

 

 

質問者様のお力になれたかどうかわかりませんが、私の考え方が質問者様の心を少しでも軽くできていたら幸いです。

また、この記事を読んでくださった支援者の方に「相談してくる心境」が伝わっていたら嬉しいです。

 

 

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 【バルーンアート】

 

 

バルーンのお姉さん🎈

 

閉鎖病棟入院経験とエンタメに力をもらった経験から、プロに師事し、子供から大人まで幅広い年齢を対象にしたバルーンパフォーマンス活動を始めました!

 

(今までの活動)

・子供病院・リハビリテーションセンターに入院する子供たちへのバルーンギフト

・結婚祝いのバルーンギフト

・こども食堂夏祭りのバルーングリーティング

・祝賀パーティーの余興バルーンショー

 

入院生活を日々頑張っている方・誰かに応援の気持ちを届けたい方はぜひお声がけいただけると嬉しいです!

また、施設のイベントやバルーンギフトのご相談も受け付けております!

詳細はDMかメールにてご相談ください☺️

 

 

 

 

 【オンライン対談室】

 

・当事者家族の方々

・友達が摂食障害でどうしたら良いかわからない!という方

・当事者や当事者かもしれないという方

 

摂食障害当事者・当事者家族・友人や知人・学校の先生など、摂食障害で悩んでいる方々へ

 

心の中のモヤモヤや不安を、パーソナルな空間でお話ししてみませんか?

ただ話を聞いてほしい・摂食障害経験者の話を聞きたい・考えを整理したい・気分転換をしたい……などなど、話す内容は自由です!ぜひお気軽にご活用ください!

 

  • 時間:30分~1時間、おひとり様1回/月
  • 日時:時間は要相談。深夜帯も可能です。

   ※希望日の3日前までにはご予約ください。

  • ZOOMを使ったオンライン対談
  • 申し込み方法:Googleフォーム 

 

こちらは無料となっておりますが、実施後は簡単なアンケート(Googleフォームでご感想・ご意見など)のご協力をお願いしています。

 

 

是非お気軽にお申し込みください!

 

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業務用メールアドレス(バルーン 依頼受付窓口):graduate331aoi@gmail.com